迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

時間の風跡。

2024-07-05 23:30:00 | 浮世見聞記
國立能樂堂で、觀世流能樂師たちによる「創作能 鳴門の第九」を觀る。第一次世界大戰によって大日本帝國の捕虜となり、德島縣鳴門市の板東俘虜収容所に収容された独國兵たちだったが、(※板東俘虜収容所全景)所長の松江豊壽(まつえ とよひさ)大佐の國際條約に則った人道的配慮により最善の収容所生活を保障されたことで、やがて藝術やスポーツの文化が花開き、地元日本人たちとの交流にもつながっていく。(※松江豊壽大佐) . . . 本文を読む
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