橫濱人形の家三階の常設コーナー展示で、「山本福松と平田郷陽──生人形・見世物からの系譜」を觀る。生人形(いきにんぎゃう)とは、幕末に流行った細工見世物を起源とする、文字通り生身の人間のやうな冩實味に富んだ人形のことで、胡粉を下地に色付けされた肌(表面)の表現に特徴がある。(※二代目平田郷陽・作「泣く児」 昭和十一年 展示室内撮影可)生人形の本格的な製作者としては、幕末に大坂の難波新地で生人形の見世 . . . 本文を読む
goo blog お知らせ
プロフィール
-
- 自己紹介
- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
カテゴリー
最新コメント
- GS/ニッポン徘徊──旧下大崎村点景。
- Stargate/帝国の関門、のちに海の玄関、そして永遠。
- ししまる/いまさらあってもしょうがない。
- ししまる/おなじあなのむじな。
- ししまる/かがみにはうつらない。
- ししまる/ごえんとはそういうもの。
- 紫陽花/よくみねぇ。
- 紫陽花/ささやき。
- ししまる/さりながら、さりながら。
- ししまる/あきぬあじわひ。