今年の見頃は二月下旬と踏んだ前回から十日以上が経ち、しかし寒い日が績くゆゑにだうかなぁ、と思ひつつ再び出かけてみた地元の梅林、やはり進展なし。
今日は祝日──ミカドの六十二歳の誕生日らしい──のためか、梅林には久しぶりに露店が出てゐた。
私は、ミカドに相應しい資質の人ならば男女の別など関係ない、と考へる。
今年の梅の開花はほかでたくさん觀られたこともあり、まういいか、と云った氣分になる。
今日は祝日──ミカドの六十二歳の誕生日らしい──のためか、梅林には久しぶりに露店が出てゐた。
そろそろ、かういふ動きもあってよいと思ふ。
この現状下でどんなことなら可能なのか、この三年の経験から試してみる必要はあるのだ。
机上論だけで、この疫病禍とは闘へぬ。
この祝日に因んだものか、忘新聞社の世論調査では、女性天皇の誕生を國民の約七割が容認云々。
私は、ミカドに相應しい資質の人ならば男女の別など関係ない、と考へる。
當選した途端に行方不明となる政治屋と違ひ、現在のミカドは報道屋経由ながら比較的可視化された存在となってゐる。
さうした觀えやすくなった我々の“象徴”に誰がなるのか、我々はもっと関心を抱くべきだ。
浮世では、それに相應しくない御仁が上座にまします例が數多過ぎるほどある。
せめて日本國の象徴くらゐそれに相應しい人が就任し給ひて、我々にしっかりと範を示していただきたいではないか。