今月の電氣代が思った以上に高価(たか)
いことに驚く。
いことに驚く。
夏と冬はどうしても空調を長時間使用するので、高くなることは仕方がないのだが、それにしても今月の請求額は……。
人災疫病禍による経済不況を言ひ訳にした、かうした便乗値上げこそ二次災害であると云はずしてなんであらう。
しかも、支拂はなくては自分が生活に困ると、先方はそれを見越してゐるからこそ臆面もなくかういふマネをするのであり、けっきょく感染の難を逃れてゐても、かうした二次災害で二次被災者となる迷惑からは逃れられないのである。
東日本大震災の年の夏、“節電”の呼びかけに一切應じてやらなくて正解だったと、今にして私は痛感する。