ラジオ放送の喜多流「清經」を聴く。何事も深く考へ込む性格、と原典の平家物語で語られたこの平清盛の孫は、安徳帝を奉じて西國落ちした一門が参拝した宇佐八幡宮にも見離されたことを知るや、もやは行き先はただ一つに極ったと悟り、自分だけ早々にそれを實行する。『世の中の 憂さは神にも無きものを 何祈るらん 心尽くしに』──困った時のナントカな相手から、ここまではっきり拒絶されたら、参拝好きな私な . . . 本文を読む
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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