迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

抗菌対処の心得。

2020-03-21 20:39:00 | 浮世見聞記
昼過ぎに公園へ散歩に出かけると、平常時の休日には家族連れによる“テント村”が出現する芝生廣場が、常の如しで賑はってゐた



為政者の無計画で対処療法的な自粛要請に、一般國民はいい加減飽き飽きしてきた表れであらう。

ただ、公園内のトイレを使用する際、ハンドソープを持参してゐる家族が多かったのは、やはり時世なり。



為政者代表がいつかの無意味な記者會見で、「外へ出て気分転換を」らしきことを宣ってゐたが、そんなことはアナタに言はれるまでもない。



部屋にこもって不健康なTV画面やら電子端末画面ばかり見てゐたら、それこそ支那肺病どころではない“病人”が増殖する──すでに手遅れなのがたくさんあるが……。


支那肺病にはもちろん用心しつつ、「常の如し」の心を持って生活することも、かの病菌に打ち勝つ手立てなのではないか、と思ふ。




今日の大相撲春場所は、優勝争ひに興味が失せたぶん、德勝龍と貴景勝の白星に樂しみを見出す。

大関昇進が期待される朝乃山ゆゑに観た結びの一番は、肘のため残念な結果に。

まだ蒙古人横綱に分があることを、認めずにはいられぬ。


無観客といふ異例で始まった春場所も、あと一日。

明日の千穐楽まで、何事もありませぬやう。








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