迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

都会的夏風。

2020-06-02 19:48:00 | 浮世見聞記
都心へ行く用事が出来し、“密”にならぬ時間帯を狙って城を出る。




さうさう、都会には「地下鐵道」といふ乗り物があるのじゃった……。



通風口からの冷風に、“夏が来るにほひ”を聴く。


さうさう、こんな“にほひ”じゃったよ、都心の夏は。


……さて、街の現状を我が耳目で確かめたところで、城に戻らん。




今日確認された東京都の感染者數は三十四人じゃとな。


肝煎りの“東京ナントカ”を発令するとかしないとか。


當然の數字じゃろな。

自宅軟禁令の解除を、「終息(収束)宣言」と勘違ひして浮かれた戯(たわ)け者がいかに多かったか、といふことじゃからのう。


──これこそが、ワシの待ってゐた樂しい知らせじゃ!


それにしても、治療藥なくして本當の収束(終息)などあり得んといふ認識が、なにゆゑに欠けておるのかがわからん。


こちらは城からの物見を、なおも強化じゃ






都心での用事を、今日のうちに済ませておひて良かったわい……。






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