「おうちで涼まう」。

東京都が今日から踏み切った「Step 2」とやらが「第二波」と和訳されるのも近日中と期待するなか、神奈川県の海水浴施設の三團体が、正式に今夏の海水浴場の開設を断念と表明云々。

苦澁の決断云々、しかし大英断と思ふ。

そのことは、今日から營業を再開した業種が、近いうちに証明してくれるはずだ。

ただ、海水浴場は開設しなくても、その季節になればヒトは集まるだらう。

浮世の波に乗れない“波乗り”たちなどが……。

とりあえず「冷感マスク」といふものを注文してみたが、昨夏までならば到底考へられない、おそろしく不思議な物が出来たものと思ふ。

着用例の女性モデルの画像を眺めながら、この誰だか知らないキレイなお姉さんも、まさかこんなシゴトが入ってくるとは思ってもいなかったらう。

……これが、未来の生活なのか？

今夏は恒例のお神樂も樂しめさうにない。

ヒトが外で動けば、そのぶん病菌も動く。

致し方なし。

こりゃ、城で避暑に限るわえ。