ラジオ放送の觀世流「松虫」を聴く。古への松虫とは現在の鈴虫云々、それをよく聴きたくて叢へ入りそのまま亡くなった親しい友人を、いまなほ慕ふ男の靈の話し。「死ぬ時は一緒に」とまで誓ひ合ったと云ふ男二人の“友情”のほどをどふ解釈するかはさておき、この曲の前半に謠はれる“酒”についても、そして“友情”についても、私には全く無縁の話しゆゑ、語るべき材料を持ち合はせぬ。ただ、友情を装ったウソつきたちの噺なら、 . . . 本文を読む
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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