七月最初の日に、今年最初の蝉の聲を聞く。
夏が、いきなりやって来た。
強ひ日差しに街は白く揺らめき、
海と空の深い青が、
目にしみる。
先代桂小文治の「辰巳の辻占」が収録された中古CDを見つけたので、廉価を幸ひ手に入れる。
若手時分の大正時代に上京して以来、東京の噺家として活躍し、中堅までは新作物を、晩年は故郷の大阪を偲んでか、上方落語の大ネタをよく手がけてゐたと云ふ . . . 本文を読む
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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