アンティーク・コーディネーターへの道

アンティーク・コーディネーターを目指して蒐集している古民具や古道具を日々の生活とともに紹介します。

激辛チキン『ホンチョプルタック』

2005年07月25日 | 美味美食
ひとまず美味美食のカテゴリーに入れてみた激辛チキンのお店『ホンチョプルタック』(プルタックとは火の鶏のこと)ですけど、正直言って激辛食いの選手権にでも登場しそうなあつ~いあつ~いお店です。
15年来の付き合いになるヌナ(韓国では親しくなった年上の女性のことを親しみを込めてヌナ=お姉さんと呼びます)とは今回のソウル出張で1年ぶりの再開。最近韓国で流行のお店に是非連れて行きたいと言われて訪ねたのがこのお店。注文したのはタックパルと言って鶏の足を揚げて味付けしたもの。どうやら激辛料理と鶏の足の両面で私をびっくりさせようとしたらしいのだけど、鶏の足は以前中国でも食したことがあったので難なくクリア(でも、よくよく見るとやっぱりグロテスクですね)。ソウルに来て以来、レストランでは常に瓶ビールでしたから、ようやく生ビールにありつけたと糠喜びしたのも束の間、この「タックパル」が何と辛いことか... 一つ目は最初に甘いタレの味がしてじわりと辛みが増してくる程度だったので、立て続けにもう一つ食してみたら、もう口の中は火の海状態。まるで生の青唐辛子を食べて辛いのに運悪くあたったかのように、額から冷や汗は流れ、口の中は感覚が麻痺し始め、じっとしていられないぐらいの辛さの波が体中を襲います。うっかりビールで口を潤おうもんなら炭酸が舌をさらに刺激して、自然と体をゆすり始めてしまう程です。しばし天を眺め放心状態でいると徐々に辛みが口の中から弱まっていきます。そうして放心状態の自分を目覚めさせるために大量のビールを飲むことの連続。結局、私が食すことができたのはわずか5つのみ。たった5つの「タックパル」を平らげるのに要した生ビールは一リットル!その辛さがいかほどのものが察しがつくのではないでしょうか?
ヌナ曰く、「タックパル」はまだまだ序の口で、さらに辛い味付けの料理が他にもあるとのこと。あいにくハーフサイズでの注文はできなかったので、超激辛料理を食する機会は回避できましたけど、ほんと拷問に近いほどの激辛料理に私は完全ノックアウトされました(-.-)
万が一にも『ホンチョプルタック』で激辛料理にチャレンジしてみたい方がいらっしゃいましたら、『ホンチョプルタック』のホームページをご覧になってみてくださいね。陳麻婆豆腐なんて比較にもならないほどの激辛パワーに、きっと終いにはハイテンションになること間違いないですよ!
ちなみに私はきっとこの店にはもう二度と行かないと思います。だって、食べた翌日から2日間、ずっとお腹を壊しっぱなしだったんですから!!