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スピリチュアルな体験談

自分で体験した事を書いていきます。不思議な出来事など。
軽口だけれど自然に対しては敬虔な気持ちでいます。

彷徨う魂

2009年05月22日 | スピリチュアル
時々、向こう側からの意識が入ってきます。
追体験のような。。。

昔 まだ日本人が蓑を着ているような時代。
山奥の山小屋で夫婦が暮らしていました。

ある日 隣の(とはいってもかなり離れている)
人柄は良いけど少し頭の不自由な男の人がその家に しとめたウサギを持ってきた。「これあげるだ。」 ただそれだけだった。

奥さんが2階(蚕小屋のようなつくり)から降りてきて
対応しているときに だんなさんが起きて 二人のしゃべり声を聞き、

「何しに来た!? 二人 できてるのか?」と銃をもって降りてきた。

奥さんは「誤解だよ。ウサギもってきてくれただよ」と説明しても
だんなの怒りは収まらず、 男もしどろもどろ。

そして 銃をもっただんなの姿におびえていた奥さんが
何かの拍子に 足がつまづき 「ギャ」っと声を上げたとたん
だんなが男を撃ち殺してしまった。

小屋から急いで飛び出て、雪の積もる中、長い長い時間 木戸を二人で
泣いて震えながら押さえつづけていたという姿が見えた。

その男の老いた母親が心配になり 尋ねてきても 知らないと嘘をついてしまったと。。。
途中ウチに寄って山に狩りに行くって言ってたから、、道に迷ったのかもしれないと付け加えて。

そして、二人とも頭を垂れながら、自分達はあの世にいけるんだろうか。。と
こんな事してしまって、と涙ながらに 話しています。
もうすでに死んでいるのに。 おそらく100年は経っているでしょう。

こちらもその話を聞いて、「もうすでに亡くなって100年以上は経っている。
殺人事件でも日本では刑期100年はないでしょう。 だから
このことを肝に銘じて。すでにこの世で彷徨い続けながら悩み苦しんだでしょう。」というと、 二人とも「聞いてもらえて、ありがとうございます」と
深々と丁寧にお辞儀をしてす~~っと光って消えて行きました。

心情を他人に吐露する事だけでも あちらへ行くスタートになるんだと
そして こういう事を起こしてしまった人たちは
何百年経っても その場で同じ気持ちでまるでビデオの再生 巻き戻しを
繰り返すように 彷徨いつづけるのだと 知りました。

ご冥福を祈ります。合掌。


ワイドショー

2009年05月22日 | スピリチュアル
昼休み、ご飯食べながらワイドショーを見ています。

そんな時、事件があると時々こちらが意識を向けなくても
受動的に情報が入ってくるときがあります。

このまえ、自転車屋さんをしていたおじさんが息子を殺してバラバラにして
瀬戸内海に捨てたというようなものがあったとき、

パ~ンと 家庭内暴力でお父さんが悩み苦しんでいた姿が見えました。
本当に、男手で防ごうとしているし、、けれど
生活の大変さ+息子からの暴力によって 出口のない闇にすすんでしまったと。
本当に優しい人柄のいい父親だったから、自分でなんとかしようとしてしまったんだろうと感じました。

詳細が語られる前に助手さんに、家庭内暴力ですよ。。このお父さん可哀想
と 言ったら、それと同じことをリポーターの方が言い始めました。


最近では 子殺し、親殺しが見る側、聞く側にとって日常の
普通の感覚に変わりつつあるのが怖い。。。

でも、やはり そこには全くレベルの違いが明らかにあって
虐待などで小さな子供を殺してしまう 虫ケラ以下の存在から
よそ様に迷惑かけないよう、しかし自分もやられ続けどうしようもないと
考えあぐねた挙句、自ら決着をつけてしまったという人たちでは
事情が違いすぎる。 だから 情状酌量というものがあるのだけれど。

昔 辛過ぎると思ったのが、
48くらいの男性が 殺された事件で、家族総出で殺したと。
中には80近い 足の不自由なおばあさんまでもが 
はいずって棒で殴ったと。
ソコまでに至るには 金の無心で暴力を振るいまくった男の姿が見えるのですが
力の弱いひとたちが 怯えながら、反撃したという姿に
涙が出てきます。おばあさんの必死な形相を見ると 胸が締め付けられる思いです。どんなに どんなに辛い思いを長年していたのかと思うと
ただの人殺しと片付けるには 言葉が軽すぎるような、
これこそ生き地獄だったのだろうと ギュッと痛くなります。
執拗に殴り続けたのも 恐怖からでしょう。


人殺しはいけません。暴力も反対です。

ただ、こういう事態を見ると、
やはり理由には段階があるし、表面だけで放送されていることよりも
もっともっと事情があるんだと 本当に悲しくなります。

だからこそ 裁判員制度は あった方がいいと思います。