マンタマンタに告ぐ

映画・政治経済・日常生活などの観察日記。

お掃除戦隊オバサンダー14

2007-04-29 11:14:05 | Weblog
怪獣ヨッパライ。
東京都、新橋駅前。

過労自殺したサラリーマンの怨念が詰まった、怪獣が生まれた。飲んだくれることで、ストレスを発散していた怪獣だ。

怪獣ヨッパライが、街を破壊している。酔っ払っている。ふらついている。酒乱のようだ。日頃のストレスを、ためているらしい。3人のおばさんが、遠くで心配そうに見ている。見ていることしか、できない。無念。

マンタロウがやって来た。巨大化して、怪獣ヨッパライと戦った。しかし、怪獣ヨッパライは突然、ドバッとゲロを吐き出した。汚い、臭い。マンタロウの顔面に、ぶちかけた。顔面シャワーだ。ゲロゲロ。

マンタロウ「ウワー、きたねー。勘弁してくれよー。女性の気持ちが、やっと分かったよー」。何のこっちゃ。

マンタロウは、空を飛んで逃げ去ってしまった。役に立たない。怪獣ヨッパライは、酔いつぶれてとうとう、寝込んでしまった。

自衛隊のヘリ5機がやってきて、怪獣ヨッパライを空中輸送した。南の孤島にある、怪獣専用の赤十字刑務所に運んだ。

怪獣ヨッパライが去った後、巨大なゲロが撒き散らかっている。臭い。誰も、処理しない。3人のおばさんが立ち上がった。変身した。

Tシャツに、黄色い稲妻の絵が描かれている。「お掃除戦隊オバサンダー」だ。お掃除道具をもって、街の清掃に駆り出した。街に吐いたゲロを、キレイに拭き取っている。

おばさんA「もー、マンタロウって、役に立たないわねー。こんな仕事、時給800円じゃ、やってられないわ…。フンだ」