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地球のホコリとなりて!

地球をうろつきその感じを点描する。歩きながら考えたことを。

鴨方・町家散策ー 

2006-02-11 | 書き集め 撮り集め
今日は ある歩こう会の行事に参加した。
この歩こう会に参加して ちょうど一年経った。
昨年の2月12日神辺駅から 堂々公園までのウォーク
そして昼から パソコン教室で Blogを習った。
それがこのBlogの始まりであった。
♪電車乗る歩きの会や余寒あり♪

80余名、

 鴨方駅前に集合、会員外の参加者の氏名等を書き、
会長挨拶、宣誓後、準備体操をし、
9:34 ウォーク開始
すぐ踏み切りに来て 電車の過ぎるを待つ
♪踏切りの電車通過を待つ余寒♪
2号線の陸橋を渡る
9:48 田舎の少し坂道に
いけの右を抜けると 山門が見えた 仁王門をくぐる
両側に高さ20mあろう杉の並木を通ると塔が見えた

寺もある 池も広い そこで自由時間 10:00
◇明王院の本堂が新しい

朱塗りの二重の塔もNEW?

庭の砂利も・・・
本堂を参拝した
こんなうたの碑があった
”芽のなやみ花のひめごと葉のいたみ幹の哲学根のひとりこと”
他にも俳句の碑を見つつ 出発 10:15

♪森林も寺院も映し水温む♪
先の参道を下り大きな道へ出た 川つたいの道から国道へ
2号線とJRの陸橋を北へ 小川の桜の木を見ながら 北上 ◇天草公園へと
JA 商工会議所 町役場 もうすぐ浅口市になるとのこと
♪新しき市政の旗や木の芽風♪
ここで トイレ休憩

10:58 出発
大池(後から知るとため池であった)のほとりを歩く 鴨がいる。なるほど鴨方?

鴨方高校の右を通り田園地帯 道端に地蔵か?拝む人もいた
古い町並みを行く 三椏の花があった
寺あり  鴨神社の鳥居あり


11:21 到着 ◇町屋公園 昼食場所であった
 昼食
交流館である
分家の母屋
和風喫茶、土産物、
握り飯2個
アンパン1個
追加特製の
町屋そうめん ¥350

2Fは 古い小物を展示
駕籠、蓄音機、足踏みミシン、防空頭巾、飯盒・・・・
そうめんのできるまでの工程をミニ人形等で製作して展示(写真参照 )

鴨神社参拝
 
西山拙斎の墓をお参り
・・・・先の鳥居に出た 北へ行き参拝し西へ降りたのだ

伝承館に入る

庄屋
油家 帳場 居間
池田厚子様 2回ご使用のトイレ(新しく作ったと) 茶室
天井裏に階段で上ってみた 薄暗く 小道具あり 綿の花(ドライ)あり
ふれあい館で化石の展示がある
名前と住所を記入し入る コレニア?びっくり 藻の化石
吉井?から化石を持ち込んでいた
貝の化石を土産に貰った 子供の教育にも・・・

13:17来年度の歩こう会の予定の説明があり、その後 閉会式となった
公園長の挨拶を最後に

 御礼を言って 駅まで歩く
帰路は早い 
13:56 日の丸が迎えてくれた そうか”建国記念の日”である

 14:12 鴨方駅発
終わった 今日の歩こう会

今日も気持ちよく 歩けた
平和 健康 平安に乾杯!
ありがとうございました。
合掌。

3.故郷の山々-墓参から-

2005-10-19 | 書き集め 撮り集め
♪幾年ふるさと来てみれば
 ・・・鳴くとり そよぐ風・・♪


♪うさぎ追いし かの山
  小鮒釣しかの川・・・♪

宴の翌日は、秋日和。
雲一つない(一つあったが)
山々を眺む。

二ツ岳(1647.3m)


わが故郷の山々。
遠目には 変わらない山ではあるが、
登れば、変化も大きかろう。

赤星山(1453.2m



40余年!ありがとう。
夢のように時が過ぎた。
ここにいてくれて!
ありがとう。

豊受山(1247.4m)?


瀬戸内海 ひとまたぎ!-ー

2005-10-17 | 書き集め 撮り集め
1泊2日 
410kmのクイック バック。
四国”青い国”の北の部分を一気に西から東へ!

1.出発ー尾道ー今治ー奥道後ー四国中央市
 しまなみ海道 小雨がぱらつく
 松山へ379号線 奥道後  親戚訪問
 松山自動車道 激しく雨が・・。110km/Hrの恐怖
 四国中央市
 "祭り" 幻の! 雨に散る。

2. 同級会 
  何年ぶりになろうか? 中学を出て 40と余年。
  地方祭に絡ませた同窓会に約20名が 集まった。
  食べて 飲んで しゃべって 唄った8時間?。

3.墓参 11号線を東奔西走・・・墓参。
 私の実家と妻の実家を往復

 瀬戸中央 快晴 暗い帳が下りるまでには・・・。

・・文学散歩・・ 『書籍: 旅と伝説の女たち』

2005-10-13 | 書き集め 撮り集め
・・文学散歩・・                  
 『書籍: 旅と伝説の女たち』 田中澄江著         

読書会の課題本を読んで全体印象と各項のポイントとそれに対する感想を書いた。
本を読まなくても 意見交換に加われる方法の一つとして
強い印象を受けた所(*Pとする)と、その部分の感想(*Rとする)を10項目にまとめた。

全体印象  -本に対する自分の意見主張など-

霊魂とは 何か? 因縁とは? 心の世界を覗いたが?
目に見えぬものを伝える。伝える人の心が、次の人の心に刻み込む。その人の思いや心情が加わり、事実でない
その人の真実が語り継がれていくのであろう。男尊女卑の女の弱さを守る教訓として伝説に残ると考える。
それは、夢であったり、我執、欲の恐ろしさであったり、危機回避の教訓であったりする。
少しオーバーな表現で伝説にして、女を守ろうとする、人のやさしさを 考えざるをえない。いやな顔をされても、文句
言われても、最後は、愛情あふれる声で語りかける伝説であった。根底は貧困。今は、わがまま?欲?
 体験、土地、伝説を巧みに組み合わせ物語化し、読ませる表現技術に脱帽。
 
項目番号1.2.3.・・・・10
    *P: 記載内容(自分の言葉にかえて)    
    *R: 印象、感想、意見など

1 P.7  雨にぬれた振袖  京都
*P:①縮緬の振袖に込められた呪いを
   ②振袖に込められた呪いを
   ③どの家にまぎれたか?夢か?
*R:①感染元は振袖、死んだ日の一致偶然とは必然?
   ②ようやくわかった、美しく 着物が安い花嫁に化かされた  
   ③狐に化かされたと大人が説明したのは、何_?

2p.25 赤と黒の蛇  鳥取
*P: ① 妻の不始末・・結末・武士の哀れ・嫉妬 
   ② 夫人の咎のない娘を蛇責めに殺した
   ③1人より藩の、家の秩序が大事   
*R: ① 嫉妬かそれとも誇りか、相乗したか?
   ② 嫉妬かこれも風紀を守ろうとしたのか 個より公を
   ③ 人権何んてない。ひとえに波風を恐れる

3p.43 孤島のひと  隠岐
*P:① 隠岐 言葉、身のこなしに気品あり   
②十二色の血を集めた祈りが呪いに変    
③流人の恋。心と心の呼び合いの死。    
*R: ①貴人の流囚の多かった土地、自然とそうなるしかない
   ②妻と住むことは夢となって、災いを起れと、霊魂?
   ③この世界にあって 心で結ばれることができたのか?
  
4p.61 北の秋風  黒塚
*P: ①過去の怨              
② 欲に憑かれた人間            
③友と夫の不和           
*R: ①報いが来る 鬼で表現した 他人を大事にせよというこ
    ②母の悪行を娘が・・   それだけ貧しかったのか?とも
   ③好ましい夫婦を演じる愚かしさを

5p.85 慈母観音  秩父
*P: ① 代々女が不幸になる            
② 妻子の追悼のため作らせた       
③人間模様を               
*R: ①自分の悲しみを拭い去ってほしいと思い・・
   ②不幸な女の悲しみの捨て場所であったのか
   ③ 女は すがらねば生きていけない世

6p.103 黒髪の死  沖縄
*P: ①踊りは心を身体で表現 喜 嘆      
   ②男に捨てられた・・・黒髪の死      
   ③黒髪を切った             
*R: ①芸の深さ、なぜ高さと言わないのか?
   ②情念であろうか?裏切りは許せぬ。天の下を歩く!
   ③信頼と自信 がなせる業である。確信であろうか 祈りか?
 
7p.121 黒髪の死  沖縄
*P: ①霊魂はしてもらいたいことのためある?    
   ②父は妻と妾 女を裏切り苦しめる・・・  
   ③なぜ?自分と似ている 憎む霊魂?    
*R: ①因縁というのだろうか?いい霊魂を”ある”と信じよう。
   ②男の甲斐性?自我、欲の塊が 男? 生きるのが難しい世。
   ③呪いとは 何か? 私には、その言葉はない。

8p.139 高山の小糸坂  飛騨
*P: ①国分寺の棟梁の名誉と娘殺し       
   ②城の人柱小糸と母の悲劇 小糸坂      
   ③落城後の城方の無残な死         
*R: ①人間の敵は人間 今も変わらないおろかさを・・
   ②霊魂は?伝説は何を語る。悲しき運命を非業を残すため?
   ③因果法報応とは何か?霊魂を認めなければわからない。

9p.157 たつ子姫  田沢湖
*P: ①お前の顔はこの世で一番美しい     
   ②女の虚栄が大蛇にした       
   ③さびしいところの夜歩き       
*R: ①美しさだけを追い求めては ・・・
   ②自分を奪ってくれるのを待つ心
   ③美しいいがゆえに 誘惑は多いこと

<茗荷の花:黒土から咲くこの花を連想した>
10p.178 あとがき

*P: ①目に見えぬもの                、
   ②己に潜む                   
   ③自分の夢を語る                
*R: ①②③ 習慣、風俗から伝統的な考えが生まれたのであろうが
聞いたことも自分なりに解釈され、こう聞いたの形で残った
のが 伝説であろう。人間歴史の知恵だ。
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051030参考HP:http://www.bk1.co.jp/author.asp?authorid=110000621180000