6月22日水曜日にアクロス福岡に小椋佳＆九州交響楽団のコンサートを見に行きました。
本格的な大きなコンサートに行くのは初めてです。
私は2005年からこのホームページを書き始めました。それで、このページを覗いてくださり、リンク集に作っていた掲示板に書き込みをしてくださっていました。最初は誰だろうと思って人に聞いたり、ネットで調べたりして音楽をされる方ですごい人なんだという事を知りました。
それで、いつかコンサートを見に行ってみたいと思っていました。
テレビの宣伝で、小椋佳さんのコンサートのことを知り、チャンスだと腰を上げて一ヶ月前にチケットを購入してやっと実現しました。
ヘルパーさんと二人だったので、車椅子席と一般席のS席を取りました。
「小椋 佳さんの書き込みです。」
来てくださってありがとう
[1] 小椋 啓 2005/05/30(月) 05:33
少し前ですが、カノンさんとお話をしました。花の音と書いてカノンと読んで下さいとのことでした。道端の小石と話が出来るそうでした。花と話が出来るそうでした。月見草とお話をしました。
「咲いています」
咲いています。
優しいあなたにみつめられ、
咲いています。
野でしか咲けない私が今
この部屋で。 またお邪魔しに来ますね。
会場のアクロスは車椅子席からは、私は何にも見えなかったし、何のお話やどんな歌を歌われているのかわかりませんでした。大きな会場だったので、音が広がりすぎて補聴器では聴き辛かったです。
車椅子席をなんでこんな中途半端な場所に作るんだろう、なんで一番前の席にしないんだろうと私は思いました。
私の知り合いの方が、やはり車椅子席に若い方のコンサートに行かれたことがあって、若いからみんな立ちあがってしまい、その人は本当に何にも見えなかったそうです。
何の為の車椅子席なのか分からないよ。
これから出来るこういう会場を作るなら、車椅子席を一番前に作ってほしいです。
一つだけいいことがありました。
コンサートの合間に20分の休憩がとられた時に、ヘルパーさんが「おトイレ行く？」と聞かれたから「行かない。」と返事をしました。そしたら、「行って来ていい？」と聞かれたので「いいよ。」と言って待っていると、どこからか女性の人が話しかけて来られました。
最初は右の方から話しかけられたので、聞こえないから左の方からお願いしますと言うと、左に来てくれて「さっき、お隣にいた男性の方がおトイレ行く？と聞かれてたけど、男性の方じゃね～、恥ずかしいよね～。お手伝いしますよ。」と話しかけてくれたのです。
私は「大丈夫です。ヘルパーさんだから、ありがとうございます。」とお礼を言いました。
なんか、嬉しいですよね。こんな心遣いしてくれる人がいらっしゃるなんて。
ほんっと、ありがたかったです。
こういう方に出会えて、コンサートに行った甲斐がありました。