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「三国志マガジンVOL.9」その2(終)連載漫画編

2006-06-08 20:14:31 | 三国志/漫画
内容とコメント今回はストーリー漫画、ギャグ漫画などのご紹介です。著者はカッコ内です。

ストーリー漫画
「彷徨う鈴影」(志水アキ)…読みきり作品。水賊として恐れられた甘寧が劉表、黄祖の客将と変遷し、最終的に孫権の元に身を寄せるまでが描かれます。賊として日々無為に過ごす甘寧につきまとう白い影の正体は…?

「火風燎原」(陳某)は文醜VS10人の呂布。影武者ながらも呂布を自称する彼らですが…。本物の呂布は残兵2人を相手に素手で健闘中です。前号で復活を遂げた燎原火は今回出番無しです。展開の仕方が何となく日本の漫画に似てきた気がします。

「呂布が起つ!」(島崎譲)は第3回「飢狼流転編」。董卓を斬り、拠り所となる光を失った呂布はその後の乱に巻き込まれながらも光を求めてさまようが、思わぬ所に光を見出す…。これが前回貂蝉が言っていた事なのですが(汗)。今回は呂布の天然ぶりが目立ちました。

「三国志名言譚」(原作:寺島優、作画:末弘)は第四回「前面に梅林あり」。張繍(ちょうしゅう)を再び攻めた曹操だが、攻める場所を見抜かれ、大量の兵を失う。疲弊した兵と共に逃げる最中、追撃する張繍と行く先の劉表に挟まれる危機に陥った時に「この先に梅の林がある」と兵たちを励ます。
この作品ではこのエピソードを幼少時に阿瞞(あまん)と呼ばれていた事を思い出して発想したという描かれ方をしています。
何故か許チョが力士姿。

「曹操孟徳正伝」(大西巷一)はやっぱり一度しか出番が無かった孫策(汗)の死後、弟の孫権が周瑜と魯粛に励まされ大陸の南の地を治めようと決意する。彼らに恐れられている曹操は北進して袁紹の息子を滅亡に追い込むが、後押しした郭嘉が夭折する…。
今回は頭痛の話に寵姫の殺害、愛息曹沖(そうちゅう)の聡明さなど曹操のおなじみのエピソードも描かれます。
相変わらず曹操誅殺を目論む献帝(ヒゲが生えてきて曹操にそっくりになってきました)。その命を受けた荀の真意は…?

ギャグ漫画
「アレ国志」(末弘)…今回は疲労したバチョーが登場します。すっかり疲れているので強いかどうかも不明です。そして迷子。そんな彼を救ったのが五斗米道のチョーロ。何故かかわいい外見でバチョーに入信を脅迫します。外見は本当にかわいいのですが…。
呉では二張がパワーアップしています。リクソンが…魏では曹丕がすっかりグレて(ソウソウはいつもおねむ中です…)、蜀ではこうめいのせいで五丈原が核爆発。とうたくさんは討たれてないのにお腹に火を灯されています。
しゆ(諸葛瑾)イジメはエスカレートして今度は人馬の着ぐるみを着せられています。
今回も描かれたという事は結構好評だったのかも?
ロバを被せられる前のしゆは前号でご覧になれます。(販促?)こちらもかわいいです。

「STOP!劉備くん!」(白井恵理子)…メイドカフェや今年はすごかった黄砂、大人がハマるゲームのDSやおもちゃのチョロQ、お笑い芸人では桜塚やっくんに扮した周瑜が結局雑兵Aにいい所を持っていかれる話など今回も時事ネタがたくさんです。
メール操作に慣れなかったり奥さんに家を追い出される曹操(しかも子供ごと…)や連絡帳に振り回される徐庶やまたしても偽の玉璽(ぎょくじ)をつかまされる孫策やテトリスをやりすぎの馬超ですが、出番があって嬉しいです。
大相撲風の赤壁ネタも面白かったです。一体どこから座布団を…。



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