ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

天の時図説茨城の城郭2連発

2017-07-28 06:53:49 | わが里の飯田城址ほか中世城館の記
 感謝を込めて、紹介させて頂きます。



茨城城郭研究会の皆様による、「図説・茨城の城郭(改訂版)」でございます。
7月25日、国書刊行会から発行されました。
それと、待望の続編も。



こちら、「続 図説・茨城の城郭」でございますが。
ただ今どちらも、旧笠間市内の書店さんの店頭にも平積みになっており。
良い子の皆様は、是非ぜひお買い求め下さい。



続編には、わが里の飯田城も掲載されております。
市内では、正続合わせて、10か所が取り上げられましたが。
旧笠間市内では笠間城と飯田城のみですので、地域の史跡としては、やはり重要であるようです。



さて、その中身でございますが。
こんな感じで、いわゆる常総藪レンジャーの皆様のご活躍により。
飯田城址も、正確な縄張り平面図が示されました。



北西部の堅い守りの土塁周辺も、入念に調査されたようですが。
測量時点では道は抜けておらず、ヤブとの闘いであったであろうと推測されますが。
それでもついに、情熱と誠を貫かれた皆様には、頭が下がります。



感謝の心で、あとがき拝読いたしましたが。
つきましては、拙ブログの読者の皆様におかれましても、最寄りの図書館にリクエストして頂き。
お近くの城址探訪にも、是非お役立て下さい。


さて、関東では大変珍しい石垣の山城として、国指定史跡へカウントダウンの笠間城址でございますが。
図面を拝見するほどに、さすがに広大で、複雑な状況が伝わります。
今後は、笠間盆地の地勢と支城の研究により、飯田城址のロマンも一層深まれば幸い。



ただ今は、ちょっとメガ回った感もある城址界隈でございますが。
益々充実するであろう、東国の城郭研究のうねり。
のぼうの城と同級生の城址とともに、しぶとく前進いたします。
茨城県 ブログランキングへ
にほんブログ村 環境ブログ 里地里山へにほんブログ村


最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ヤブレンジャーの一人)
2017-07-28 22:31:08
はじめまして。

2冊購入、どうもありがとうございます。並びにお褒めのお言葉を頂き感謝いたします。

さて、私は飯田城や笠間城等を担当させて頂きました。『続・・・』において飯田城は最大の難敵で随分苦労しました。お察しの通り、主郭付近は薮があまりに酷くて途方に暮れたものです。今では薮の中で弁当を食べたのもいい想い出となっています。

飯田城の案内されているそうで、地元の方がそういった活動をされているのは大変頼もしいです。また、その際に拙著がお役に立てると光栄に存じます。
返信する
有り難うございます。 (青葉)
2017-07-29 08:20:09
はじめまして。こちらこそ有り難うございます。人呼んで岡レンジャーさんなる超人さんが執筆される予定と、拙ブログのブックマーク、余湖さんの掲示板で拝見したことがあります。次回お越しの際は、是非ご一報下さい。美味しいお蕎麦か、馬力溢れる肉食系か、ご一緒できれば幸いです。おかげさまで地元は、少々メガ回りつつも、盛り上がりを見せております。全ては、お天道様と城郭研究会の皆様のお陰様でございます。何卒ご指導賜わりますよう、おん願い申し上げます。7185
返信する
Unknown (ヤブレンジャーの一人)
2017-07-30 00:33:55
草刈りなどもして頂いたようで、感服いたします。見学しやすくなった飯田城を見てみたいです。。秋以降に訪れるつもりですので、その時はご一緒させて頂きたいと思います。
返信する
お待ちしております。 (青葉)
2017-07-30 06:10:49
有り難うございます。城郭の周辺部もご案内できるよう、準備いたします。地域のお役目で抜けられない日以外であれば、力一杯、働かせて頂きます。
返信する

コメントを投稿