ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

雨のち晴れの大祓の予感なり

2019-06-30 07:51:46 | 里山に捧ぐ
左向いて。 右向いて。 そして、この後はあっち向いて。 ついに。 このまんま。 こっちは見ずじまい。 何かに没頭のアマガエルさんでしたが、向こうにナンテンさんが開花。 こんな具合で、梅雨の定番すが。 冬の赤い実ほどには、注目はされないようです。 花粉は、雨に流れやすいと聞いております。 しかも、運搬役の蠅さんが減ったこともあり、近年は実付きが今一つ。 野生動物が少ない大都 . . . 本文を読む

雨音しきりのその中で

2019-06-29 05:12:26 | 野の花の笠間茨城
 オカトラノオさんが、咲き始めたようです。 穂の付け根から、順繰りに先端へと。 連なる白が、垂れこめた梅雨空に似合います。 いつの間にか、水場の脇に、勝手に生えた模様。 こんなふうに、水栓の傍らで。 器物が写り込みますと、にわかに現実に引き戻されますが。 野山でも、湿り気のあるところを好んで自生します。 向こうでは、外来の皆さんも頑張ってます。 色鮮やかですが、雨との相性はいま一 . . . 本文を読む

夕方更新で今日の涸沼など

2019-06-28 19:16:57 | 里山に捧ぐ
 画像は、夕暮れの涸沼。 人影は一名。 釣り人さんのみ。 湖畔には、無人のベンチが並んでおりました。 風は、冷たかったですね。 人影なくても、否、無いからこそか、不思議に伝わるオブジェ感。 このベンチの列が、地球の反対側の誰かさんと、向き合っている気がしないでもない。 そのお相手は例えば、絶海の孤島に並んで立つ、モアイさんとか。 ところで、こちらは漁港です。 大洗町の松川 . . . 本文を読む

香る朝のその羽音など。

2019-06-27 07:36:17 | 里山の役者たち
 芳香は、満ち満ちて。 クチナシさんは、満開超。 朝から、クマバチさんが舞っておりますが。 クチナシさんの場合は、ガクのあたりの美味しい何かがあるものか。 花の下へと、潜りたがり。 いつもよりも、皆さんは不規則に動く印象。 飛ぶ姿が良いので、撮りたいとは思いますが、それがなかなか。 思うようにはいきません。 撮ろうと思っても、撮れないときは撮れないものです。 たまには、 . . . 本文を読む

晴れて虫在り今朝の日本

2019-06-26 06:50:10 | ほんとの話はマサカサマ
 穏やかな朝に、ラベンダーさん撮る。 こんなふうに、咲きそうで咲かない、セビリアンブルーさんですが。 それは多分、陽気のせいでもあるでしょう。 気温が急変する列島ですが、国外も尋常ではないようです。 ホルムズ海峡周辺も、日本の生活資材はおろか、経済全体と関連大ですから目が離せませんね。 真相は不明ながら、最近はネットのお陰様で、いろいろの情報に触れることは可能です。 ちなみにこの数日は、恥 . . . 本文を読む

今朝の田んぼ界隈の皆様など

2019-06-25 07:10:35 | 田んぼ風土記
 大粒一滴。 花蓮さんの、青葉に上に。 お陰様で、今年も育ってます。 始めは、画像の奥あたりに植えたものが。 いつのまにか、こちらまで跳び出し。 ついに今年は、お隣さんまで。 どんどん南に伸びて、母国天竺を目指すが如し、か。 そういえば、この稲さんたちも南から。 この地で愛され、豊葦原に。 そういえば一昨日は、二度目の田の草でしたが、正味半日で完了できました。 疲労も . . . 本文を読む

イノシシ捕獲体制さらに充実

2019-06-24 08:40:06 | 獅子奮迅イノシシ対策
 しかと、確認いたしました。 足元の、足跡を。 これは大きい。 足跡でかりゃ、歩幅も広いです。 ついでに見かけたもうひとつの証拠もまた、塚の如し。 もう一つにつきましては、画像は割愛いたしますが。  さて、その大物の散歩コースと思われる現場周辺は、こんな感じで。 見晴らし良好な、なんちゃって栗園さんの、丘の中腹。 人目もはばからず歩き回っているとの、ご近所さんの証言もあり。 . . . 本文を読む

結・常陸大宮市の名園見学

2019-06-23 12:36:42 | 人とお庭の間には
 令和の雨の中にあらわれましたのは、明治の庭園。 ご覧の通り、常陸大宮市高部の里、岡山家の養浩園さんはよみがえりました。 時代の節目にふさわしく、夢幻の彼方から、流れと池の庭が出現。 すべては、関係者の皆様方のお陰様でございますが。 島に立つ石は、地元のものではないようです。 長い時を経てもなお、往時の気迫は、微塵も衰えぬ印象。 細かに観察すれば、手前の水草さんは、迷惑がられる外 . . . 本文を読む

ただ今の空の下で

2019-06-22 07:29:22 | 里山を歩く
 雨上がりの足元。 頭上仰げば。 ナツツバキさん尊し。 後ろで、カサリと音すなり。 振り向けば、その一輪は笹の上。 傍らでは、ナンテンさんも咲いておりますが。 その青葉にも。 こんな具合に、鎮座ましまし。 色尽きれば、土に還る命なればこそ。 今の時こそ、有り難し。 ついでの一枚は、アマガエルさんですが。 それぞれに、笹の青葉の露の上。 それぞれの、青葉の露と生きながら . . . 本文を読む

続・常陸大宮市高部の庭園見学

2019-06-21 07:29:25 | 人とお庭の間には
 常陸大宮高部の里。 先日の記事、庭園見学レポートの続きですが。 まずは、地域のご案内を頂きました。 近年では、城郭保存活動でも知られるようになりましたが。 鎌倉時代の築城以来、山間の交通の要所、物資の集散地として栄えました。 和紙と木材と葉煙草などの取引は、営々と持続。 昭和八年のイラストでも、その繁栄ぶりは、リアルに伝わります。 戦後しばらくの間も、旅館や映画館など、交流と文 . . . 本文を読む