犬の前脚の太い方は撓骨といって字のごとく骨全体で撓む(たわむ)ことにより大きな衝撃や荷重を受け止めるらしい。
ソファやベッドなどから飛び降りると、前脚から着地するのでこの骨に非常に大きな衝撃が加わる事になる。(体重の何倍も)
もしも、日常的に頻繁に飛び降り行為を続けると、人間でいう「疲労骨折」のように、この力を受け止める部位の生体反応で骨密度が上昇し、撓む事の出来ない骨硬化現象(硬くもろくなる)してくるらしい。
人の場合は大抵、完全骨折する以前の微小骨折の段階で発見され、安静を指示され、治癒する事が多いそうだ。
継続していた激しい運動を休止すると、骨密度過剰などの反応が逆戻りし、正常に回復するらしい。
あんずの場合は悪い条件が重なった着地失敗で骨折したが、やはり躾として飛び降り行為、イタグレ特有の垂直飛び(これ大好きなんだけど)はやめさせた方が良いと思われる。
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紙粘土のあんず(グレハンみたいに逞しい)