ツヅケルンラ（3）

今日は新入りちゃんが一頭。
壁際から離れず、他の人からのオヤツは食べない。
「あんずだって去年はこうだったんですよ」と言われる（まったくそっくり）
そう、いまでは教室の真ん中で練習できるし、他所のパパさんママさんにオヤツをおねだりすることもある。
もう先輩なのね、あんずさん。
先生は、続けること、他の子と比べないことが大事だと強調されていた。
ついでに、あんずがここのところがんばって通ってるからこれからぐんと伸びますよ！とも。
『わっ伸びなかったらどうしょ～』なんて瞬間に考えてしまう後ろ向きな母（汗）
がんばるで～～



去年は私の仕事の都合やら何やらでも休んだけど、あんずの体調もイマイチだった。
続けてお稽古に通うとお腹が不調になっていたのだ。
アレルギーだという事がわかったりもしたけど。
そのことより怖がりのためのストレスが大きくてお腹の不調に繋がっていたのだと思う。
今年は元気炸裂♪
少し前までは「アレルギーだから」と持参したものしか与えられなかったけど、教室で
頂くくらいは（少量だから）全然大丈夫だとわかった。
元気なので続けられる♪


教室でのストレス（怖がり）が減ったために困ったカーミングシグナルも出てきた。
コマンドを出してるときでもふらふらと床の匂いを嗅いで歩き出す。
わかりやすいところでは、ドギーダッシュのゴール後のお座りは、以前なら怖いから私の側から離れなかったのですぐにお座りさせることができた。
が、最近はゴールした後、そのまま突っ走って後ろに置いてある誰かの毛布やトイレシーツの匂いを嗅ぎまくりで戻ってこないのだ。
（匂いを嗅ぎまわることで自分の緊張を取ろうとしている）


怖がりのお陰で楽してた部分（私から離れず、さも集中しているようにみえる）がこれからはちゃんと押さえていかなければならない課題となってきた。
これも成長の過程だと思うのでただただ練習あるのみ（自分に言い聞かす）

　ほどほどにたのむわ～

ツヅケルンラ（2）

去年はいろんなことでお稽古も休みがちであった。
何とか完全にやめてしまうことがなかっというだけで。
今年はなるだけ休まないよう最優先事項にしようと思ってる（いまんとこ！）


家から車だとすぐの教室。
行きの車中ではあんず緊張（私も！）
あんずが怖がってる、と思ってしまうと、私まで憂鬱で落ち込む。
表面的には『がんばる！楽しい！』と言っていても内心は反対の気分の方が大きかった。
私の方から気持ちを変えていかねばと思いつつも。


着いたら最初に犬用トイレに連れて行ってから教室へ入ることにしている。
車からはず～っと抱っこで。
でないと、『帰る～！』と猛烈に引っ張って車へ向おうとするので。


が、最近は地面を歩いて（笑）トイレに行くことが出来る。
（ドキドキなせいか、けっこう鼻息は荒いけどね）
用が済んだら教室へも歩いて。
ここのところは尻尾も上にあがってタカタカと楽しそうに歩いてる。
「あんず凄いな～！楽しいな～！」と声をかけると一層尻尾があがり『うふふ』という感じでちらっと見る。
（まだ楽しいはずはないけどね）
まじめに通い始めたから毎回怖がることに飽きてきたか？？？
教室では美味しいものが食べられると覚えてきたか？？？？


どういう理由でも嬉しい変化。
あんずが帰ろうとせずに教室に入れるようになったことはすごいことなのだ。

 

　褒められるのは好きよ！

ツヅケルンラ（1）

ここのところせっせと真面目に（！）お稽古に通っている。


去年からとにかく『継続は力なり』のおまじないで続けてきたけど。
最近ようやく続けることの大切さを実感できるようになってきた。


といっても、あんずの怖がりは相変らずで一見は変化なしに見えるんだけど。
なので、身内からよく言われたのは『あんずに無理強いしてるようでかわいそうだ』というようなこと。


私もなぜ教室に通い続けるのかをなかなかうまく言い表せなかったり。


最近読んだ記事でこれが一番しっくり！と思えた言葉を引用すると
『協調作業のフィーリングが信頼関係を生む』


あんずが怖がっても私を信用していればすぐに落ち着けるはず。
まだまだ信用されてない。まだまだ絆が浅い。


で、まったりのんびりした我が家での暮らしの中ではなかなか新しい刺激を与え続けることが難しいけど教室に通うことで、絆を深める時間を作っているのだ。


小さいけれどちょこちょこと良い芽が見え始めた今日この頃。
今の状態を記録しておこうと思う。
（いつか懐かしくこの記事を読み返せる日がくることを期待して）

　しましまん（去年の秋頃の写真）

小走り一家

　菜の花咲いてますね

　寒いから走ります

 

昨日の雨の後、ぐんと気温が下がったようで。
今日は寒かった。今週はずっと寒いらしい。
暖かい日に厚着、寒い日に薄着してしまう我が家。
家族皆ぶるぶる震えて歩く。
あんずは寒いと走りだす。
犬に合わせちゃ駄目だと言うのに、あん父はあんずに合わせて早歩き。
「ゆっくりよ～」とむなしく声をかけながら私も早歩き。


出かけに出会うと「行ってらっしゃいませ」と管理人さんが声をかけてくださる。
こんな日は帰りにも出会うと、えらい短い散歩やなと思われてやしないかと恥ずかしくなるのであった。

初参戦

　『特別賞』の賞品　尻尾付ボール

朝はお天気がどんよりだったし、仕事もはかどらずで出発がお昼前。
今日はアミーゴつかしん店前で行われるＫ９ゲームの見学＆応援（お稽古メンバーの）。
が、現場についてから急遽参加することにした。
午後の部はドギーダッシュ。
ここでのルールは２頭ずつ走ってゴールライン超えてお座りが出来るまでのタイム。
教室では何度も練習したことがある。
全く違う環境でどの程度出来るのかがわかるし、経験のために。
お天気のせいかギャラリーも参加者も少なかったし。


２回短距離で練習及びタイム計測。
な、なんとま～ったくお座り出来なかった。。。。
一生懸命走ってゴールしたあと、キョロキョロキョロ・・・・
名前を呼んでも！コマンド叫んでも！聞こえませ～んって。。。
一緒に行ったあん父を必死に探してるのだ。
そうなると思ったので、始まる前に隠れておいてもらったんだけど。。。ショック。。。
スタッフさんに「お座りの練習しておいてくださ～い」と笑われる。
今日はとっても寒かったので、すぐにお座りするかもという期待は大ハズレだった。
（普段は寒いとすぐに座り込むから）


本番は少し距離が伸びてまた２回タイムを計る。
時間はかかったものの何とかお座り出来た。
今度は「本番に強いですね～」と笑われる。。。


気付けば甘えん坊チーム（勝手に命名ごめんなさい）は皆、父ちゃん、母ちゃん見学する方が隠れている（笑）
どうしてオヤツを持ってすぐ目の前にいる母ちゃんより遠くの父ちゃんを探すのだ！！
ほんまに不思議やわ～～～～～。
現場で緊張オーラばりばりの母ちゃんより、遠くでお気楽オーラほにょにょの父ちゃんの元に行きたいか。
わかる気もするね～。


で、練習ではまったくお座り出来なかったのに、本番には出来るようになったから（何とかね！）ということで『特別賞』を頂いたのだ。
あんずのお稽古の様子を見たことのないあん父はあんずの成長ぶりを喜んでいた。
成長ぶりといっても外での怖がり方が少しマシになったねということだけど。


寒くて寒くて緊張で緊張で体がかっちこちになったけど、良い経験であった。


　父ちゃんがオヤツ買ってくれました

 

　つかしんの１００円焼芋美味しいよ

 

　オモチャもらえるならまた出るわ！

テイク＆アウト

　なんでここなの～？

先日作った『ぶさいくクッキー』、簡単なのでちょいちょいお稽古の前の晩に作る。
最近の材料は、牛ハツ、卵黄、オリーブオイル、片栗粉、水に落ち着いた。
牛ハツは片手一握り大、卵黄、オリーブオイルは小さじ1くらい、後は、クッキングシートの上にスプーンですくって成形できるくらいの固さになるように片栗と水で。
すっごい適当にやってるんだけど、180度で30分でいい感じに。
しっとりしていてヘニャッと手でちぎれて、クズが出ないからトレーニングのトリーツには便利。
何より、あんずが気に入ってるのが一番。
オーブンを開けたら「ミィ～～～～ン！」と鳴く（笑）


馬アキレスは好きなんだけど、クッキーの方がずっと好きだって。
なので、片手にクッキーを持っていれば馬アキレスを使ってテイク（咥えて）＆アウト（放して）の練習が出来る。
「テイク」で馬アキレスを咥えさせ少しの間、噛み噛み。
（チラチラと私の手に持ってるものを気にしつつ）
「アウト」でパッと口から放せたら、即クッキーをプレゼント。
私がアウトを言う前に、アキレスを落としてクッキーを欲しがることもある。


このコンビなら練習にもってこいだけど、クッキーを気にしながら馬アキレスを噛んでる感じがすっごい女優な気がして可笑しい。

あげないよゲーム

 川原は緑が増えましたがアタシはまだ冬服です

あんずがパピパピパピーの時、まっさきに覚えた遊びはドーナツ型オモチャでの『持って来い』ゲーム。
投げて（転がして）あげるとキャキャ～ッと走って追いかけて咥えて持って帰ってくる。
ちゃ～んと私の膝や手の上に渡してくれた。
そしてチュン！と横にお座りしてまた投げてくれるのを待つ。
教えたわけではないのにな～んてお利口さんなの！と感動したもんだ。


他のもっと面白いことに興味を持って（ただ暴れていただけか？）その遊びをしない期間があった。
次にまたブームがやってきた頃（ちょいパピ）には、時々ちゃんと持って帰ってこないというか、私のちょい手前でポイ。

で、段々と成長とともに『とってごらんよ～』的な態度が多くなり。。。。
私が手を伸ばして取ろうとすると、稲妻のように駆けてきて先に取ってしまうのだ。
取り返そうとするとすごく嬉しそうに唸る。
で、横向いてポイッと転がす。に　く　た　ら　し　い　～～～～～～
立派な大人になってからはそのゲームは『タマゴちゃん』で行われるようになり、あんずの一番好きな遊びとなる。


ちゃんと手元にボールを持って帰ってくる遊びが羨ましいと思っていた。
が、このあんずの遊び方も犬らしい遊びだということが本に書いてあった。
『あげないよゲーム』という名前で紹介されていた。

あんず特有のオカシナ遊びだと思ってたけど、おそらく一番人気が高い遊びとも書いてあったのだ。
な～んや平凡やったか。。。


　取ってごら～ん

バチンの後はグリグリ

　我慢できるもん・・・ぶるぶる・・・

 

散歩の後、足を洗ってから爪きり。
不調な時（どうしても切らせてくれない）は1本だけ。
なぜかすんなり10本全て切らせてくれる事もあったり。
バチンと切る人（私）の緊張の度合いかも？
騙し合いのような瞬間切りだから切り口は雑～。
で、いったん落ち着いてから電動爪やすりでグリグリタイム。


最初はこれも苦手だったけど、最近はへっちゃら。
いやいや顔は余裕ないですけどね。。。
逃げようとせずにじっと大人しく我慢してくれるので、きれいな仕上がり（あん父の係り）
で、終わったら元気炸裂でオヤツの請求。
爪1本しか切らせてくれない時もきっちり請求するのよね。。。

安心とじぇらすぃと

　（1月ハーバーランドにて）

 

 

普段は長時間家を留守にすることのない我が家。
留守番させてもひたすら寝ているだけだし、ついて行きたいと言うタイプでもないので（笑）心配はないはずだけど。
先日は急な用で久々に長時間留守番だったけど、外出先でも気にすることなく過ごせた。
去年までは大丈夫と思っていながらもずっと心配してたっけ。。。


真っ暗な家に入ると、起き上がってブルブルブル～と身体を震わせる音が聞こえる。
部屋の電気を点けると留守番用の柵の向こうで嬉しい顔で待ってるのだ。
あん父が柵を外す係り。
ちゃんとお座りしておとなしくするまで外してあげない。
「はい、おっけ～」で開放され、あん父にピョンピョンつきつきフリフリお帰り～♪とすんごい嬉しそうに喜びの舞。
あの～、母さんには？？？
ずっとここに立ってるんですけど？
鞄の中を片付ける振りしながらずっとここにいるんですけど？
しばらく、あん父の後ばかりストーカーのようについてまわるあんず。
すごい寂しい。。。


無事の留守番には一安心だけど、いつもジェラシーな私であった。

まだ風が冷たいから

　熱いお茶が欲しいです・・・