そろそろ人間ドッグを受けるべきかと思っていたら、健康保険組合から
自宅で出来る健康診断のお知らせがきたのでそれで済ますことにした。
これは自分でで血液を採取して送ったら検査結果を知らせてくれるというもの。
申し込むと奇妙な機械が送られてきた。
『かんたん遠心分離機』と書いてある。子供のおもちゃみたいなものだけど、
血液を数滴いれた容器をセットしてONを押すとくるくる高速で回転して
きっかり2分40秒で止まるようになっている。
容器をみると、血液が3層に分離されていた。
それを送ると1週間で検査結果が送られてきた(異常なし)。
以前にもこの検査を受けたことがあるが、その時は血液を数滴試験紙に
染み込ませるだけだった。
ちゃんと書いてある通りやっても血液の量が足りず検査不可能だと2回も
やり直しだった。
夏から取り掛かって検査結果が出たのは冬だ。
その記憶があったので今回すぐに結果が出たのは驚いた。
なんと進歩したことだろう。
この遠心分離機は返却しなくて良いと書いていて、得した気分だったが
他に使い道は思いつかず。。。
アタシのボーロまわさないで!
(写真は去年の夏)
お盆の直前くらいに歯科検診に行った。(私の)
待合室に同じマンションの女の子と母親がいた。
この子はあんずを見たらいつも駆け寄ってきてくれるので『いつもありがとね!』
という感じでにっこり挨拶をした。
が、女の子は母親の耳元で「あの人だれ?」って聞いていた。
ちょっとショック。。。
普段はあんずのことしか見てなくて私の顔なんて覚えてないのだな。
ま、私も犬は覚えているが飼い主さんの顔は自信がないので理解できる状況。
1週間後に予約を取って行くとまた偶然一緒。
そしてまた「あの人だれ?」。。。
か な り ショ~~~~ック!
ま、当然のことさ、と自分を慰めながら治療を終えて家に帰る途中、前方から
川原の散歩でよく出会う真っ白なフレンチブル君が歩いてきた。
確かに私の大好きなフレブル君に間違いないが、連れている人が顔なじみの
奥さんではなく、年配の女性だった。
きっと奥さんが郷帰りでもしていてお姑さんが散歩に連れていると思われる。
どうしょうかと思ったけど、あんずも連れていないしお姑さん(勝手に決め込んだ)
とは初対面なので挨拶なしですれ違おうとした。
が、うれしいことにフレブル君は私に気付いて『ふがっふがっふががっ』と
ぐいぐいリードを引っ張ってきて私の前でごろ~ん。
出会った時にお腹をなでてあげるので、いつもの催促なのだ。
「いやぁ、久しぶりやね~」と私もなでなで~。
お姑さんは「あら~!知ってる人なのぉ。まぁまぁすみませ~ん・・・・」と驚いていたの
で、わけを話した。
子供には影が薄くとも、フレブル君が覚えていてくれたことに大いに満足した。
夜9時半にまぶたが下りるのzzz
今年は去年よりずっとクーラー稼働率が高い。
食事中は万が一を期待して私達の足元に居るあんずだが、部屋がよく冷えて
いるとクーラーの風が来ない部屋の反対側に移動。
腕組みをして私達を見張っている。
足元だと見えないのに、この場合は視界に入るのでかなり気になる。。。
キコさん(雑種)
実家にいる愛猫キコ。
今年で17歳(ついこの間まで19歳だと間違えていた)。
生後2ヶ月の時に友人宅からもらってきたが、それまで楽しく兄弟姉妹と
一緒にいるところを引き離したので、大絶叫で抵抗された。
(この大絶叫は震災の時と2度だけ聞いた)
家に着く前に鳴きつかれて腕の中で寝てしまった。
寝てる間に知らない家に連れてこられた感じになってしまったが、
目が覚めてからは部屋の隅で静かにひとり遊び。
夜遅くなってもひとりで遊んでるのでどうしようかと思ったが、私の布団の
枕元に連れてきて寝かせようとしたら即効で寝た。
声をかけてくれるのを待っていたようだ。(借りてきた猫状態ってこれ?)
翌朝は、私が目を開けるのを隣で待っていたらしく、目を開けたとたんに
猫パンチが飛んできた。まぶたの動きがおもしろかったらしい。
キコ姉さん長生きしてね!
おっと見つかった!
オラ、ショウリョウバッタ。
お盆の初めくらいから姿を見るからショウリョウ(精霊)と呼ばれるらしい。
コメツキバッタとかチキチキバッタとも呼ばれる。
名前の通り、お盆入ってすぐに旅に出た。
オラ、いいとこ見つけたんだ。
天敵に見つからなくて、食べ物がどっさりあるところ。
小さくなった服を脱ぎ捨てたら、のっぺに見つかっちまった。
のっぺはネズミみたいな犬をオラに会わせた。
そいつは最初びっくりしてたのに段々オラを食べようとするんだ。
ひでぇ奴さ。
オラ、酒もやらねぇし女にもギャンブルにも興味がねぇ。
一生ここで気楽に暮らすつもりさ。
のっぺは、食費と家賃を払えってうるさいけど
そんなの関係ねぇ。。。
早くっ!
おとといの診察で久しぶりにレントゲンを撮る。
骨折部はすっきりと同じ濃度の白で写っていて、骨折線は消えていた。
骨のアウトラインの段差もなくなりきれいになっている。
小さいピンの穴はほぼ埋まった。
感染により穴が大きくあいていた箇所はまだ黒く残っているが、
前回のと比べると白い霧が濃くなってきている。
まだ関節の動きが悪く硬直したままだが、それは時間がかかるようだ。
緊張している時には必ず怪我した方の足を上げる。
皮膚治療のために出てくる液の固まり具合で気持ち悪くなるようで、
ガーゼ取替えから日にちが経つにつれ足を上げていることが多い。
足が痛いせいであげるのではないが、使わないでいると筋肉が衰えたり
骨の成長も遅れると心配したが骨のほうはもう心配いらない。
肘の床ずれは皮膚が再生せず手術をしたが、肘の皮膚を縫合するために
横から皮膚をひっぱってきた。
ひっぱるために肘の両サイドにある皮膚を切っている。
肘そのものより、テンションがかからないし新しい傷の方が治りやすいと
いうわけで。
おかげで長い間皮膚のなかった肘はきれいに閉じられた。(抜糸も済んだ)
現在、新しい傷の方に皮膚再生のための治療をしている。
これがなかなか先生の予定通りに進まない。
急速に皮膚が出来てくる予定なのに、かなりのんびりしている。
内側の傷はすこ~しずつ再生してきているが、外側は全然動きがない。
ここは床ずれのように肉自体が傷んでいるのではなく、表面の皮膚がないだけ
なので最後は自然にまかせても治るもの。
ただ毛が生えずにおハゲになってしまうだけ。
あんずはせっかちなのに、骨と皮膚はかなりのんびり屋だ。
ほれっ!
今でも夜9時半になると電池切れになるあんず。
一緒にお出かけをして夜遅くに帰った時は別。
それまでぐったり眠そうにしていたのに、家に入るなりトイレに走り(外ではけっこう我慢する)用を足したらボール遊び開始。
「え~っ、もう遅いから駄目!下の人に怒られるよ」と言いながらも少しだけ相手をする。
さすがにすぐに眠くなって遊びは終わるが、とりあえず一日の終わりは『ボール遊び』なのだ。
ビタミンカラー!?
もらってきたゴーヤをすぐに調理するつもりで冷蔵庫に入れずに置いていた。
何となく気が向かず、そのままにしていたらきれいな緑色だったゴーヤが
ところどころ黄色くなっている。
数日観察していたらとうとう全身黄色になってからオレンジに変わり、
先っちょがモリッと割れて真っ赤な種が顔を出した。
種はねちょねちょしていて甘いらしい。
以前にこの状態で外に置かれている種に蟻が群がっているのを
見たことがある。
苦い実から甘い種ができるのは不思議。
虫たちに運んでもらうため?
本当に甘いかどうか舐めてみようかと、口元まで持っていったり匂いを
嗅いだりしていると、「ひゅ~~んっ」と例の声が聞こえた。
『家政婦は見た』風に扉の隙間からあんずが見ていたのだ。
私だけ何か食べてると思い、自分も食べたいと催促している。
収穫後もこんなに変化を続けるのは南国生まれだから?
さすがパワーフード。
褒めたので、食べなかったことを許してください。。。
もっとパワフルになりたいわ!
岩合光昭氏の写真集より
実家に帰った時に、とっくの昔に処分してしまったと思っていた『子いぬPART4』
という写真集を発見。
20年前に買った物だ。
いろんな犬種のパピーばかり撮ったものだが、本屋さんでパラパラめくったときに
初めて見た犬に釘付けになったのだ。
それがイタグレ。
いつか自分で犬を飼えるようになったら絶対これ!とその時に決めた。
というか、その時はこんな犬、日本にはいないと思っていたけど。
現在、目の前にいる20年前の私の『夢』は昨日で満2歳を迎えた。
今年はいろいろ大変だったけど、元気に誕生日を迎えることができた。
これからもずっと一緒に楽しい日々を送りたい。
お祝いのデザート
まだまだ悪戯するわよ!
クッション&Tシャツ
帰省する時にあんず用の新しい服をと1着作った。
最近ずっとボレロ丈のシャツを着せていたが、見ようによってはみすぼらしい感じがするので、ちゃんと丈の長いものを着せようと思って。
袖の生地は以前もらって残っていたもの。
ピンクの部分は大昔の私のTシャツからリメイク。
せっかく作ったが長い丈のシャツはカイカイ体操をするのでお気に召さない様子。
大型クッションの中の綿は捨てるつもりだったコタツ布団。
この綿出しは思っていた以上に大変だった。
大まかなキルティング状に縫われていたためとかなり使い込んで綿が固くなっていたため。
綿と格闘しながら、録画してあった『はだしのゲン』を見た。
汗をかきながら綿埃で鼻をつまらせる作業は、よりリアルに戦時中の気分を味わえたし、これくらいの作業は苦労でないと思えてはかどった。(単純脳だ)
表地のマリメッコの生地はいつも在庫切れなのに、偶然あるのを見つけてあわてて注文したもの。
一般的な小さな柄のパターンのつもりだったのに、開けたらこんなに大柄だったので驚愕したが、結果的にはこれで良かったみたい。
私にしてはけっこう満足の出来。
『新しい服って言われたけど、古い匂いがするの』