あんずぃスコープ

愛犬あんずと覗く日々の出来事

骨折日記(先端医療)

2007-02-25 16:28:52 | 骨折日記&肘

今回の手術は創外固定法といって、皮膚の上から骨にピンをさしていくもの。
(緑色のぽっこりは、皮膚から上のピンをパテで固定し、衝撃吸収材で巻いてある)
あんずの場合は前回のプレートを取るので開創が必要だったが、本来は開創なしで骨を整復する手術となる。
骨折したショウ骨の周囲の筋組織は他の骨に比較して少ない。そのために骨膜への血流量も少なく、仮骨形成が十分に行われない傾向があるらしい。
貴重な少ない筋組織を温存し、いかに骨膜への血行を阻害しないかということが早く治る道なので、非開創が理想なのだそうだ。

怪我をしてない方の足のテープは点滴をした場所。
怪我した方の足の肩からは骨髄液を採った。骨髄液の中には骨になる細胞の元となる幹細胞というものがあるらしい。
あんずは骨折後1ヶ月経っているので、骨の癒合をより促進させるためにこの幹細胞を培養増殖させて骨折部に埋入させている。

前の手術の時の説明と比べ、やはり先端医療なのだなぁと納得し安心感がある。
あんずや家族の状況によっては、家から近い病院(先生のご友人の所)に移す事も考える、とおっしゃっていただいてるが今のところはこのままでもいいかな、と思っている。