あんずぃスコープ

愛犬あんずと覗く日々の出来事

骨折日記(骨折の瞬間)

2007-01-31 10:47:55 | 骨折日記&肘

1月25日(木)、あんずは絶好調だった。
いつもなら夜9時前には遊びをやめさせて落ち着かせるだが、この日は私が家事でばたばたしていたので、あんずもはしゃぎ続けていた。
用事で寝室に入った私を追ってきてベッドに飛び乗った。
(ベッドの上に乗るのは禁止だったが、上手に降りるのを見て以来は許していたのだ。)
いつも骨折の事が頭にあり注意していたつもりだったが、この時は魔がさしたのかベッドの上ではしゃぐあんずを静めずに私は部屋を出ようとした。
ゲームだと思って追いかけようとしたあんずが勢い良くジャンプして私にぶつかり床に落ちた。

耳を劈くような悲鳴。
「やってしまった!」すぐに骨折だと感じた。
ドスンと奈落の底に落ち動揺している心と裏腹に、頭と体は無意識に働いていた。
どこをやった?左前足がありえない方向に曲がりぶらんぶらんしている。
急いでそれ以上ぶらぶらしないように前足を固定しながら仰向けのまま抱き上げ「あんず!だいじょうぶよ!だいじょうぶよ!」と声をかける。
大きな悲鳴は続いたが、声をかけ続け、試しに軽くマズルを掴んで閉じさせたら案外簡単に泣き止んだ。

飛んできた主人にあんずを渡して急いで主治医に電話する。
診療時間は夜8時までなのに既に9時をまわっていた。
電話する手が震えたが、幸いにもすぐに主治医が出てくれた。
口がまわらず、何をどう説明したか忘れたが、とにかく応急処置だけは今からでもしてあげると言われたので、毛布であんずを包んですぐに家を出た。

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<今日のあんず>

「寝るのが仕事ですZZZ」

今日は手術後5日目 まだよく寝てくれる。
食欲旺盛、暇だわ~ と、ぐずる事もあり抱っこでウロウロして気をまぎらわせてやるがすぐにおさまる。
おやつを用意して振り返ると3本足でピョンピョン跳ねているので心臓が口から飛び出そうになる。
おやつのためなら何でもやるか・・・・







 


 


再出発

2007-01-30 19:47:15 | あんず

療養中ですZZZ

遊びに来てくださった皆さま、驚かせて申し訳ございません。
先週の木曜日(25日)の晩に私の不注意であんずの左前足を骨折させてしまいました。
大変ショックで完全に治るまでブログをお休みするつもりでしたが、ちょこちょこ治療の経過をアップしていくことにしました。

翌日の夜にはプレート方式による手術をしました。
手術の翌朝からは食欲旺盛で、顔つきも手術前よりずっといつもの感じに戻ったように見えます。
今日は手術から4日目で主治医に診ていただいたところ、血流も良く、腫れも引いており、大変順調であると言われました。
まだ一日中寝て過ごしてるのですが、これから元気になり動き出すようになってからの生活に気を配らないといけないようです。

イタグレの骨折治療は他の犬種より難しいと言われているので、あんずの場合もまた一例として参考にしていただければと思ってます。

最後にもう一度、いろいろご心配おかけしまして申し訳ございませんでした。
応援してくださった方々、ありがとうございました。



遊びに来ていただいた方へのお詫び

2007-01-26 12:48:11 | 生活
読みに来ていただいた方、ありがとうございます。

急な事情でしばらくの間、ブログを更新することが出来なくなりました。
せっかくお知らせしたり、どこかで見つけていただき、来て頂いてるのにほんとに申し訳ございません。
お一人ずつ挨拶に行くべきでしょうが、この場で失礼させていただきます。

また再開した時はどうぞ宜しくお願いします。

今までほんとにありがとうございました。

横着棒

2007-01-25 10:36:46 | あんず

「離して~」

あんずは無類の『たまごちゃん』好き。
夜の遊びの時間はしっかり相手をさせられる。
うちのタマゴ遊びは『キャッチ&リリース』などという格好いいものではない。
言うなれば『取ってごらんゲーム』みたいな感じ。
投げてやると傍まで持ってくるが、なかなか渡さない。
渡さないどころか、少し離れたところまで持っていって『ぺぃっ!』と投げる時もある。
そして私が取るまで挑戦的な目で見ている。
どちらが取りに行くのか根競べなのだ。

このゲーム、あんずにはおもしろいみたいだが私は・・・・。
そこで見つけた写真のマジックハンド。
これを買ってからは、根負けしてわざわざ立ち上がらなくても大抵は届く。
テレビを見ながら、本を読みながら、マジックハンドで掴んでは『ポェ~ン!』と投げてやることが出来るようになった。
100円ショップで買ったけど昨年の8月から毎晩使っていて壊れない。
我が家に明るい夜を運んでくれた魔法の1本だ。


銘水「公園のおいしい水道水」

2007-01-24 10:42:26 | 散歩

「外では飲みませんよ」

飼い主さんが公園の水道の蛇口をひねり、犬に飲ませている場面をよく見る。
「ジャーッ」と勢いよく出ている水を、顔を横にしてゴクゴク飲んでいる。
夏に見た時は脱水症予防に飲ませているのだな、と思っていたが、冬でも飲んでる犬がいる。
どうやら散歩のシメの一杯という感じなのだ。
犬も、「ここの水は格別だぜ」と言わんばかりの飲みっぷり。
習慣化されている動作が余裕を感じさせる。

興奮しやすい犬はよく水を飲む、と聞いた事がある。
あんずも部屋で遊んでハイテンションになっている時にしょっちゅう水を飲み、オシッコをする。(子供時代は特に)
最初は頻尿ではないか、と心配したがそういうものらしい。

いずれは私も手馴れた感じでおいしい水を飲ませてみようと思っている。



寒天と早起き

2007-01-23 08:17:25 | 散歩

「あっ、きりん。」

なんとなくというより、絶対に冬は起きる時間が遅くなる。
目はいつもの時間に覚めるけど、寒さでなかなか布団から出られない。

打ち切りとなった『あるある大○典』の内容には私もいつも踊ってばかりいたが、良いこともあった。
寒天ダイエットがはやった時、私もせっせと食前に食べていた。
寒天だけでは味気ないので擦りゴマと黒砂糖をかけていた。
だいたい黒砂糖をかける時点でダイエットに本気に取り組む気があるのか疑われるのだが、ゴマを食べ続けたせいで(多分)、冷え性が治ったのだ。
(寒天にもそのような効果があると言っていたような気もするが、今となってはそれも正しいデータかどうかわからない。)
だけど寒天とゴマを食べ続けていた間は、私の指先がポカポカしていたのは間違いない。

寒天を作るのが面倒くさくなり食べるのをやめたら、冷え性に逆戻り。
冬だけでも、また食べようかな。
あんずとの早朝の散歩はとても気持ちが良いから。

 


BIRD MAN

2007-01-22 10:28:19 | 散歩

「呼んだ?」

おとといの夕方、川原を散歩していると、前方から本格的なジョギングでやってくる人との距離が迫ってきた。
走りの邪魔にならぬように少し端へと移動しながら下の草を見ていると、「チチチチチチッ」と音がした。
顔を上げると、すれ違いざまにあんずに向かって「チチチチチチッ」と舌を鳴らして興味を引こうとしているのだった。
あごと口を突き出して、『ぼかぁ、とっても犬が好きなのさ』と言ってるような甘い表情だった。
しかし、あんずは知らない人にまったく愛想を振り撒かないので、当然のように無視をしてあさっての方を見ている。
少し申し訳ないような気持ちになり振り返って見ると、その人は私達の後方を散歩していたラブラドールにも、あごと口を突き出していた。

走るその人は、頭は角刈り、この寒空の下で薄いシャツにピチッと体型がはっきりわかるセクシーパンツ(アスリート用)を履いて完全に硬派な外見だったが、犬を見るたびに甘い表情で小鳥のようにさえずっている。

何とラブリーな人だろう。
私は彼の幸せを祈りながら見送った。
アディオス、アミーゴ。


寒がり?怖がり?

2007-01-21 21:10:27 | あんず

「誰もいませんか?」

わざと混んでいるであろう時間にドッグランに行ってみる。
案の定、いろんな犬種がたっくさん入っていた。
ラン内に入るのではなくて外の椅子に座って見学。

パピーの時、ワクチンが終わる前からあんずをバッグに入れてせっせと社会勉強をさせていたつもりだったんだけど、かなりの怖がりさんだ。
犬が苦手なのは、初めて自分から遊びに行った時に、しつこく追いかけられてしまったからだろう。
それ以来、相手が小さい仔犬でも怖がる。

散歩中は他の犬に興味を示さないので楽だけど、近寄られるたびに怖がるのでは不憫なので、少しずつ克服させてやりたいと思っている。

1時間くらい、かわいいワンコ達を眺めながら椅子に座っていたけれど、あんずはどうだったかな?
寒さもあり、ず~っと震えていた。大好きなおやつも食べなかった。

ちょっと克服まで長丁場になりそうだけど、マイペースでがんばろう。


笛になりたい

2007-01-20 10:20:29 | あんず

「あっそびっましょ!」

部屋でごろりと仰向けになってくつろいでいると、断りもなく私のお腹の上に乗り、腹ばいのまま顔の傍まで『よっこらよっこら』とにじり寄って、満足げな顔で落ちつく。
そして片足をちょいちょいと動かして何やらニコニコとお話をしてくるお嬢さん。
いったい何を話してるのかな?

ある時お腹の上でニコニコしているあんずに「ピッピロピロピロピッピッピー♪」と、ハイテンションな声を発しながら竪笛の要領で背中をピロピロと押してやった。
これは予想以上に彼女を喜ばせた。
「きゃーーーっ!今のなに?」「もう一回やって!」「笛になるーーーっ!」
と、ブンブン飛び回ってゲラゲラ笑っている。

幸せだね~。

 

 

 


 

 


今夜もアイツがやってくる

2007-01-19 09:34:29 | あんず

赤タマゴ「また恐怖の時間がやってくるわ」
黄タマゴ「ぼく怖いよ、どこかに逃げようよ」
青タマゴ「無駄じゃ、毎晩わしらから1人生贄として差し出されるんじゃ」
黄タマゴ「なんで?」
青タマゴ「それは・・・のっぺが自分のぬいぐるみを奴に齧られたくないからじゃ」
桃タマゴ「ひどいわ!そんなの!どうして生贄が私達なの?」
青タマゴ「わしらは奴の好みなんじゃ。見よ!わしの頭を。もう身がもたん!」
レモン 「今夜は僕が身代わりになりましょうか」
青タマゴ「駄目じゃ!おまえさんは奴の好みではない!その証拠におまえさんはきれいな体のままじゃないか!」
レモン 「・・・・・」

そしてすっかり日が落ちて各家庭では和やかな団欒の時間が始まる頃、アイツはやってくる。


「うぎゃ~~~~~!!」