Exness社のVPS上でCenturion Smart Grid EAを作動させ、リアルのフォワードテストをしていましたが、本日どういうわけかRemote DeskTop上のE社MT4に突然ログインできなくなりました。現在問い合わせ中ですが、週明けからは元の有料レンタルVPSに乗り換えざるを得ません。
パソコンからE社MT4への接続には問題ありません。VPS上のEAを操作することはできなくなったため、E社にはEAもしくはVPSを一旦停止するようお願いしました。そういうわけで、木曜日までの運用実績を参考として掲示しておきます。来週にも別VPS上で再度フォワードテスト実行の予定です。
テスト中に確認できたこと
テスト中、以下の諸点に気づきましたので、可及的速やかにプログラム変更したいと考えています。
① エントリー条件
デフォルトではStochastics(5, 3, 3) 30/70にて1st Stepのエントリーとしていましたが、これでは少し甘すぎると感じています。できるだけエントリー回数を増やしたいとの考えでしたが、それでは相場が天井又は大底を付ける大分前にエントリーする傾向になっています。なるほどエントリー回数は多くなりそうに見えますが、実は決済までにはかえって時間がかかり、当初の目的とは反する結果になりがちでした。そこで、RSIとStochasticsの二つの条件を同時に満足したときにエントリーとなるEntryType 3をデフォルトとすること、そしてStochasticsのEntry Levelも30/70から25/75へと少し強化する方向で考えています。
② ヘッジ(逆指値)注文
ヘッジポジションの利確・損切り値:現行の利確幅はステップ幅の1/2、損切り幅はステップ幅の1/4となっています。このうち、損切り幅はピップスにてトレーダー各自が設定できるように変更したい考えです。トレーダー個々人のステップ幅に応じた選択ができるようにします。逆行していた相場が順行に戻れば、現行損切り幅は全体の損益にとってかえって重石になる可能性があるからです。
③ ヘッジ注文の「負けなし」とする一回限りのトレイリングストップ
ヘッジポジションにある程度(TSpips)利益が乗ってきた後、相場が反転した場合、ヘッジポジションで損失が出ないように、SLをエントリー価格に自動変更するようにします。デフォルトでは10~15 pips程度を考えています。
④ 売りまたは買いシグナルのみ採択してエントリー
昨今の大相場では、トレンドに反した取引をすることには躊躇することがあります。MT Studio21の顧客からも売り買いどちらかのみのエントリーするオプションを用意してほしいとのリクエストも届いています。現状でも、EA設定画面で「Only Short」または「Only Long」で操作は可能ですが、この手動は面倒であるのに加えて「Only ShortまたはLong」と「Long & Short」の切り替えに少々スキルが必要となります。リクエストに応えるプログラム変更を行います。
上記のうち、④に関しては少し時間がかかるかもしれません。いずれにせよ、ご利用者には更改あり次第メールにてMT Studio21社よりお届けされることになります。
追記:情報によると自社VPSを提供する業者の中には、利益の絶対額は少なくても取引履歴から利益率の高い口座にはチェックが入ることがあるとのことです。信じたくはありませんが、やはり一般のレンタルVPSを利用した方がベターかもしれません。
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