引き続き知っていると便利なMT4のチャートテクニックです。
① 過去チャートで練習するにはStep By StepとStep Back by Step
MT4チャート上辺のメニューバーのスクロール機能とシフト機能が押された状態にあるが、これを押されていない状態に戻すと、自由に過去のチャートに戻ることができる。過去のチャートへの戻り方はカーソルで右へドラッグしてもよいが、過去の指定日時のチャートに瞬間的に移ることもできる(裏テクニック(3)参照)。そしてファンクションキーF12を押せば、ローソク足を1本ずつ先に進めることができる。裁量取引で過去のチャートを使って取引手法の練習をするには、この上なく便利な機能である。
ここまでのところは、前ブログで触れたのであるが、それでは先に進めたローソク足から反対に元に戻るにはどうすればよいか? これも一本ずつチャートをバックさせることが可能である。SHIFTを押しながらF12を押すと、一歩ずつバックしてくれる。名前はないが、Step Back By Stepと名付けておこう。
② グリッド(チャートの格子)の表示/非表示
MT4のデフォルトのチャートには全面に薄い格子が表示されている。便利な反面、チャート分析には指標が見づらくなるので、消してしまいたいと思う時がある。プロパティを開いて「グリッドの表示(Show grid)」のチェックを外すのが本来の方法であるが、これでは回りくどい。「CTRL + G」で表示/非表示の切り替えが可能である。
③ 期間区切り表示(Show period separators)
1時間足なら1日ごとに、4時間足なら1週間ごとに等チャートに区切り表示する機能であるが、こちらにも近道が用意されている。「CTRL + Y」で表示/非表示の切り替えができる。