トレード備忘録 & MT4/MT5インディケータ及びEAの開発

日々のトレード備忘録及びMT4/MT5に関する事項

MT4でペンタゴンチャート

2019-02-14 16:58:23 | 投資

  冒頭に掲げたのは、MT4チャートにMS_Pentagon.mq4というインジケータで描画したドル円日足のペンタゴンチャートである。(2019/2/14 15 15:54) 

 汎用性・拡張性が高いことで知られるMetaTraderではあるが、さすがにペンタゴンチャートやポイントアンドフィギュアを表示するのは無理だろうと思われるが、それは杞憂である。両インジケータは公開されていて、誰でも利用することができる。 

 改めて観察してみると、Fibonacciそのものであるペンタゴンチャートの有用性が見えてくる。1月3日早朝の大暴落の際にも、安値は一段下の抵抗線で止まっているし、その日の終値では元のペンタゴンに戻っている。相場がペンタゴンの中心点の上を通過した場合、相場は直ぐ上のペンタゴンもしくは右隣りのペンタゴンに移るという原則もキチンと守られているのも魔訶不思議というしかない。 

 現在のチャートから今後のありそうな相場展開は;

① 現値の直ぐ上を走る対角線にぶつかって、一旦は辿ってきた36度の対角線に戻る動きを見せる。

② 36度右上がりの対角線を割るようなことがあっても、ペンタゴンの底辺を割ることはないであろう。割り込んだ場合は、既に最下にあるペンタゴンと重なってしまう(ありえないこと)ので改めて全ペンタゴンを書き直さなければならなくなるからである。一時的に底辺を割ったとしても、原則として元の鞘に収まるのが通常である。

③ 2週間程度後に日足はペンタゴンの中心を通過することになるが、その際のローソク足が五角形の中心点より上を通過すれば、次のペンタゴンは上または右横に描画される。ローソク足がペンタゴン中心点の下を通過すれば、次のペンタゴンは右横に追加されることになる。前述のように、下に追加されることは原則ない。

 外為どっとコムのセミナーで川口晃一氏より教わった内容であるが、ずいぶん昔のことなので、記憶違いがあればお許し願いたい。

(追記)MS_Pentagon.mq4がダウンロードしづらくなっているようです。uploaderにUPしました。

https://ux.getuploader.com/FXTrader/download/1