あんてろーぷのフライdeオイカワ

主に川の小物フライフィッシング・ネタと青めだかの飼育ブログです。

自作スイミングフック&アシストフック 作り方

2018-11-05 21:38:03 | ルアー・フィッシング

こんばんわ、あんてろーぷです。

自作スイミングフック&アシストフック 作り方

はっきりしないお天気が続いています。
11月に入り気温もいきなり下がってきました。
夜間は10度を下回っています。

今夜はアシストフックの作り方をご披露します。
あれこれググってみた結果のいいとこ取りをしたつもりです。

【用意するもの】
 ◆フライバイス 使っていないサンライズ製AAAバイス(35年前のもの)
 ◆ボビンホルダー ミシン糸を使うので足が一番開くものを使っています。
 ◆スレッド キルト用ポリエステル糸(#55) 
 ◆フック 環付きチヌ3号
 ◆シーハンター10号 レッド
 ◆ヘッドセメント クリアー(フライ用 ティムコ)
 ◆道具類はフライタイイング用のものを使用しています

(1)フックをバイスにセットします。

 

このときフックはポイントが上になるようにセットして
シャンクの下側から仕上げていきます。

(2)下巻をします。

 

ポイントの直下まで巻き少しヘッド側へ戻ります。
しっかりと密に巻いていきます。
巻きが甘いと後でずれてしますので注意しましょう。

(3)シーハンター10号を巻き留めます。

 

下巻の戻ったあたりからシーハンターの端を仮止めし、
一旦、ゲイブ側へ荒巻して終端部からヘッドに向けて隙間なくしっかりと巻き留めます。

(4)フックを反転させる。

 

ヘッドまで巻き留めたら、フックをバイスから一度はずして上下を反転させます。
このときスレッドのテンションは緩めないようにしましょう。

(5)ループを作る

 

フックをバイスに再セットしたらシーハンターを反転させループを作ります。
このとき作るループは使用用途にあわせて大きさを可変します。
例えば、テールやベリーに付けるスイミングフックの場合は直径3~4mm程度、
ヘッドにつけるアシストフックの場合は6~8mm程度にしています。
アシストフックの場合は装着するジグの大きさに合わせた方がいいので用確認です。

3~4回転ほど仮止めしたらループがまっすぐになるように調整しています。
調整をしないとリトリーブでフックがクルクルと回転しやすくなります。

(6)仕上げ

 

中央部まで巻きあげたら、シーハンターをカットしてさらに後方へ進み、
下巻終わりまでとどいたら、ヘッド方向へ反転し仕上げ巻きをします。

(7)フィニッシュ

 

自分はウィップフィニッシャーを使っていますが、
持っていない場合はハーフヒッチを2~3回ほどしてフィニッシュとします。

(8)接着



フライで使っているヘッドセメントを使っています。
この液体接着剤は繊維に浸み込んで芯から固着できます。

瞬間接着剤を使う方が多いようですが、劣化が早くあまりお勧めではありません。
自分は伸縮チューブを使いませんが、使われる方はさらに要注意です。
瞬間接着剤は熱に弱く、加熱すると剥離しやすくなります。
その場合は熱硬化型接着剤があるはずなのでそちらを使った方が確実に固着できます。

(9)養生

 

ヘッドセメントが固まるまでこの状態で24時間放置します。

シーハンターを1本づつ固定するのは、2本まとめると隙間ができて抜けやすくなるからです。
もうひとつ、フックをチヌ用にしたのはシャンクが長すぎるとフック同士が絡まりやすくなるのと、
軸が細いと伸びる危険性があるからです。
自分は太軸のチヌと伊勢尼(赤)を使っています。

自分で作ると、手持ちルアーにジャストフィットなものができるので楽しいですよ。
ジグだけでなくプラグやスプーンにも応用が効くし、フックコストが下がるのがうれしいです。
みなさんもいかがでしょう。

では(^O^)/



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