あんてろーぷのフライdeオイカワ

主に川の小物フライフィッシング・ネタと青めだかの飼育ブログです。

発砲ポリシートのウイング その3

2017-10-31 22:27:08 | フライ・タイイング

こんばんわ、あんてろーぷです。

前回ご披露いたしました発砲ポリエチレンシート・ウイングの
ハックル付きのタイプをタイイングしてみました。
フックサイズは#16、ウイング幅は7mmです。
より浮力を持たせてある程度の流れでも沈むことはありません。
テールはグリズリーAAハックルのサイド部分
ボディーはフライトライトのタン
リブはピーコックハール
ハックルはコックネックのタン
スレッドはユニスレッド8/0のオリーブグリーン

 

さらに派生させたフローティングニンフ・バージョンです。
このタイプは30年前に友人から教わったものです。
当時、ヤマメは居れさえすれば確実に出ました。

 

こちらも#16です。
ボディーはハーズイヤーのナチュラルカラー、
ソラックスはオポッサムのバジャー、
ウイングケースはもちろん発砲ポリシートです。
真鍮のワイヤーでリブをつけて、尻下がりになるようにしています。
スレッドは黒でヘッドセメントを塗ってヘッド部に光沢を出しています。

 

水面ではウイングケースのポリシートだけが視認でき、
水中姿勢はまさに羽化寸前の姿勢になります。
こちらの作り方も後日ご紹介します。

では(^O^)/


発砲ポリシートのウイング 作り方

2017-10-29 12:20:09 | フライ・タイイング

こんにちわ、あんてろーぷです。

台風の影響で朝から雨が降っています。
今回は海上を通過しそうなので前回のような被害は少ないと思われます。

さて、前回ご紹介した発泡ポリエチレンシートを使ったウイングのタイイングを
してみます。

まず、下巻きをします。
これは基本通りです。
ただし、テール側の終端は2~3回ほど多く巻いておきます。
その後シャンクのアイから1/3ほどのところまでスレッドを移動します。
これもウイングをつけるときの基本です。

5mm幅にカットした発砲ポリシートをシャンクに対して90度に乗せ、
スレッドを2回づつタスキ掛けして固定します。
このときウイングの長さはボディーの長さプラス・アルファでカットします。

ウイングが固定できたらポストウイングの要領でウイングの根元を左右方向に数回づつ
巻きます。このとき1方向だけにするとスレッドの回転応力によりウイングが巻いた方向によじれるので注意します。
ウイングが整ったらスレッドは後方へ移動します。

テールの取り付け
最初に終端を少し多めに巻いたのはテールがきれいにフレアさせるための技法です。
回数を多くすると立ち気味に大きくフレアします。
巻き数とフレアの立ち具合は比例します。
リブの黒のスレッドも取り付けます。

ボディははっ水の良いビーバーのナチュラルカラーのアンダーファーをダビングしました。
ヘッドまでタイイングが進んだらハーフヒッチで仮止めします。

いよいよウイングのカットです。
カーブしているハサミがあればきれいに仕上がります。
自分はカーブした眉切りハサミを使っています。
フロント側のトップコーナーからテール側の根元に向かって
円弧を描くようにカットします。

前側はカットしません。
この位置でカットするとメイフライ特有の立ちあがったウイングになり、
反対に後ろから前へカットすると後退したウイングになります。
ちなみに前後ともカットして整形しようとすると翼面積が少なくなり浮力が低下します。

仕上げにウィップフィニッシュして完成です。
撮影用にフックは#18を使い、ハックルは省略しました。
お好みでハックルをつけてもいいでしょう。

では(^O^)/


フライでオイカワ Vol.11

2017-10-26 23:38:51 | フライ・フィッシング

こんばんわ、あんてろーぷです。

今日は午後から時間ができたのでいつもより早めの15時から川へ行きました。
いつもの川へ到着すると、今までの長雨の影響で本流は濁りと水量がとても多く
釣りのできる状態ではありませんでした。

それではと、一つ山を越えた支流に行ってみました。
さすがに支流なので濁りはありませんでしたが水量はかなり多くて
ここも釣りにならないと判断し、そのまま下流方向へ移動、確認の繰り返しを
していたら、海岸まで来てしまいました。(^^ゞ

あきらめて帰ろうとしたら、駐車場横の小川で小学生3人が釣りをしていました。
「何が釣れるの?」って聞いたらプラケに入った25cmぐらいのウグイと
15cmぐらいのオイカワ数匹、5cmぐらいのヨシノボリを見せてくれました。

時間はすでに17時を回っていて暗くなり始めていましたが、小学生の横で
試しに振ってみたところ、15cmクラスのオイカワのオスが立て続けに数匹釣れました。
あいにくカメラを車に置いたままだったので写真はありません。(^^ゞ
次はここを目指して出撃することにします。

その帰り道、国道は渋滞していたので目についた「上州屋」へ避難、
トイレを借りて、店内を物色.....
目についたのがコレ!

 

スプリットリング・オープナー
以前、プライヤー式のものを紹介しましたが、今度のはピンセット式です。
価格は480円(税別)でした。

 

先端はオス・メス構造になっていて使いやすそうです。
5mm以下のリングに向いています。

では(^O^)/


発砲ポリシートのウイング

2017-10-23 23:42:23 | フライ・タイイング

こんばんわ、あんてろーぷです。

今日は台風が通り過ぎた後にかなりの強風が吹き荒れました。
とりあえずウチのビニールハウスは無事でした。

夏の間にチョットした実験をしてみました。

 

写真のメイフライのウイングは発砲ポリシートです。
お皿とかの間に入っている緩衝材です。
軽いので浮きやすいのではないかと思い、
ウイングにしてみました。
浮力テストなのでハックルは付けずウイングのみとしました。

<<マテリアル>>
フック:MARUTO d24BL #20 バーブレス
スレッド:8/0 ユニスレッド イエロー
テール:チャイニーズ・コックハックル バジャーのバック部
リブ:6/0 ユニスレッド ブラック
ボディ:ラムズファー ナチュラル をダビング
そして
ウイング:発砲ポリウレタンシート 5mm幅にカットしたもの

 

8月~9月にかけて実験しました。
はずは浮力耐久性はキャストのみ10回程度で沈み始めます。
その後、乾けば浮力は戻りました。
魚がかかると次のキャストでは沈みました。
これも乾燥すると浮力は戻りました。

次に視認性、浮いていれば十分すぎるぐらい見えます。

難点は羽子板の羽のように回転しやすいようでリーダーやティペットに
ヨレが出るのが早いように感じました。

最後に釣れ方ですが、多少大きめのウイングでも魚はアタックしてきました。
ただ、魚体が小さいとフックアップしにくくなるようです。
とりあえず安上がりなウイング材としてはまあまあ使えると結論します。
身近なものをマテリアルにすると面白いですよ。(^^♪
タイイングは改めて後ででアップします。

では(^O^)/


ハゼクラ手に入れました。(^^)v その2

2017-10-22 14:08:15 | ルアー・フィッシング

こんばんわ、あんてろーぷです。

ハゼ用のクランクベイトを格安でGET! 第2段です。
前回分と同時期に発注しましたが、到着に時間差がありました。
こんどはシンガポールのサイトで1個/$3.5(およそ380円)でした。
カラーリングはメタリック調で全4色を買ってみました。

 

前回同様、小さなトリプルフックがついていたので全て取り外し、
作っておいたスイミングフックを装着します。

 

このクランクベイトはボディ長32mm/リップ17mmで2.5gです。
水深は1.5~1.6mまで潜航するようです。
前回分と比較するとボディーがひと回り小さいようです。

いゃ~ 楽しみです。

では(^O^)/