旅ゆけば

拙い旅の記録とひとりごと

海蔵寺

2020-12-20 17:28:21 | 散歩
今日は、晴天につき、また亀ヶ谷坂を通り、海蔵寺を目指すことにした。
2度目の坂道は、一度目である程度距離感や雰囲気を把握していたため足取りもしっかり進めた。海蔵寺には、10時代に到着していたと思うが、観光客もほとんど居ず、静かで落ち着いたすっきりした古刹という印象を受けた。門をくぐると赤い傘の下に何やら看板があり、この寺の有名な十六井戸の拝観は有料のため、見たい人はここで100円払うようにと書いてあった。見ると透明な箱の中に100円と500円が入っており、海蔵寺略縁記の用意もある。トイレも借りたし、見ていくか。事実周りには誰もいなかったが、どこに目があるとも知れず、、、ではなく、ちゃんと人として100円を納めて(^^)/ 矢印の方向へ進んだ。
果たして十六井戸は、山際の寂しい洞窟の中だった。

ひょえ~、誰かおる(^-^;
なかなかの雰囲気だった。一応二度のぞき込んでおきました。

海蔵寺内もそうだったが、道すがら大小さまざまな洞穴があり、よく分からないものが祀ってあったりした。鎌倉の中でもその特色が強い土地なのかな。
あまり得意な雰囲気ではないが、古都、古刹、古に思いをはせる意味では、いい味を出している。
その後、銭洗弁財天のほうにも行ってみようと看板を確認しつつ、その方らしき方向に歩を進めたが、土砂崩れでもあったのか通行止めとなっていた。
その時点で11時も周り、お腹も空いてきたため今日はここまでという流れになった。以前にも記したがこの辺りには、座って何かを食べれるところが皆無なのでやむを得ず、歩きながらおにぎりを食べた。そういう時に限って、人とか車とか通るのが不思議。でもとりあえず食べないと。この程度の距離でもずっと歩いていると急に空腹に襲われたりするものだ。

その後は、鎌倉駅に向かい、今回の散歩は終了となった。
冬の晴れた午前中のウォーキングはなかなかいいものだ。以前参加していた里山歩きの会で経験済みだが、澄んだ大気の冬の太陽光線は侮れない。かなり暑くなる。帽子、日焼け止めも必須。逆に午後も14時を過ぎると少しづつ太陽の力にかげりが出始める。何となく早くも一日の終わりが近づいている感じがするというか、どことなく闇の気配が漂いだすから切なくなってしまう。特に山の中にいたりするとかなり感じると思う。太古からの時間感覚?
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