四十路一歩手前の、婚活においては非常に厳しい立場に陥っていた自分と結婚したいと言ってくれた夫は、一般的に言えば割と稀有な存在で独身で終わりたくないと足掻いていた私にとっては感謝すべき人だとも言えなくもないのだが(向こうもお断りばかりで困っていた状況だったんだけどね)、、、まぁ一緒にやっていくという事は想像以上に大変だ。
なんでもかんでもどんどん忘れて行くものだからどこそこに行った事などをある程度記録しておこうと思い立ってこのブログを始めた訳だ。
夫は、伊豆はそれ程行きたい場所ではないと言っていたが、踊り子が新しい車両になるという事でそれに乗りに、ついでに抹茶プリンの様な嘘みたいな形の山にも行ってみたいという事で大室山へ行くことにした。
私にとっての伊豆は独身時代に、近場で良い温泉があって美味しい料理が食べられる場所として家族で割と頻繁に旅行した大好きな場所だ。伊豆は三浦半島とも縁があるのだ(浦賀)。
と言う訳で今回の3連休の中日で日帰り旅行となった。
10:37発の踊り子に乗るため、10時ちょっと過ぎには家を出ようという話をしていたが、出掛ける予定の時間になった頃から悠長に髭を剃りだす。
夫は、所謂5分前行動的な時間配分を全然しないタイプで何でもギリギリに間に合えばそれで良いというのを地で行っている。
私の性格はそうではないので、いつも待たされてイライラさせられる。待たされるということは非常に嫌なことだし、待たすということは最低な行為だと思っている。
勝手に先に行けということだったので、先に家を出た。出掛けるたびに何でこう毎回毎回待たされなくてはならないのか。普通男が待つ側じゃないのか。。。歩行の速さが違うため最終的に追い抜かれたが、こういうこと自体何だか落ち着かない気持ちにさせる。同じ場所に住んでいるのだから一緒に出るのが当たり前と思っていたので。違いましたね。
夫は、終始人を待たせることを平気でするマイペース過ぎるところがある。それは結婚前から頻繁に感じたことだが、暮らし始めて改めてやっぱりな、である。要は物事の時間配分がかなり違うのだ。日常生活においては私は朝型、夫は極度の夜型で休日などは1日の時間配分が全然違って、合わせようという気持ちもほとんどないものだから、最初の1年は、本当にこの先やっていけるのか、無理なんじゃないかと思い、かなりストレスになった。
こんなにも生活リズムが違うと休日などは同じ家にいるのに全然起きて顔を合わせないということすら起こる。私が起き始める時間は向こうはまさに爆睡中、私が夕方家に戻ると向こうはこれから出かけるところ、私が寝る時間から向こうはネットサーフィン、YouTube鑑賞が始めるといった調子。お互いの常識(偏見)もかなりちがった。これは生きてきた環境がちがうからねぇ。このズレが顕著となる休日程大ゲンカになり、新婚の幸せなどほどんど感じなかった。元々結婚相談所の見合い婚というのもあるが。
当初は、私もゴロゴロ寝ている方が楽だから引きずられるような形で休日はお昼も過ぎているのに布団の中でウダウダしてみたりしたが、そこまで疲れていないというか、やはり性に合わないというかとても勿体ないやるせない気持ちになるし、兎に角1日がどんどんずれていくのが何とも切なくいやだった。ただ起きてもあまりやることがなく、相手が寝ていると思うとこれがまた何だかやりにくいしとそんなことを考えて結局ゴロゴロしていたのが、何とも気持ち悪い。そもそも夜寝れなくなってしまい、余計辛い。
最近やっと休日は勝手に自分の起きる時間に起きることにしようとしている。
自分のリズムが乱されるって考えていた以上にストレス。。。
結婚相手の条件は、いろいろあるだろうが、生活リズムや時間の感覚が極端に違う人とは少し考えた方がいいと思う。晩婚なら特に。