一泊二日のこの旅も10時に旅館をチェックアウトし、今度は夫と共にまた弁天島遊歩道に向かって、遊歩道を一周した。海が迫り、風もあったりする中、道が細く足場も良くないので地味になかなかスリルがあった。その時は既に虹は消えていた。
その後、徒歩で松崎海水浴場を通り、松崎の中心部へ。
立ち寄った場所:
・中瀬邸 入場料が100円。入るなり夫が長いトイレに行ったので、最初に行われるこの施設の案内を3度くらい聞くことになった。明治時代から数代続いた呉服商屋で大地主となったが、七代目だかで独身一人娘だったため、絶えてしまったとか。昭和20年のことだったらしい。ちょうど終戦の年か。大地主だったんだから何とか婿取りが出来なかったんだろうかね。どの時代のどんな家にも色々な事情があったんだろうな。 この施設はギャラリーも併設されていて、以前松崎を舞台に撮られた映画やドラマの紹介もしていた。 昔、世界の中心で愛を叫ぶというのがあったなぁ。そういえば。私は若い時からそういう系の話は全く得意じゃなかったので、見てないけど。この施設を出る頃は日が差していた。
・永楽堂 中瀬邸に入る前に入って桜葉餅を一つ買う。おやつ。
・桜味堂 桜葉餅を買う。
・長八記念館(浄感寺)入館料500円が掛かるが、堂内にある長八作品を丁寧に説明してくれる。寺を出るときに大雨になる。
・大雨に降られながら、梅月園へ。中瀬邸で聞いたところ、ここが一番元祖っぽい桜葉餅を売っているところとのこと。桜葉餅、桜葉きんつば、パウンドケーキを買う。雨足が強いので少し雨宿りさせてもらう。
その後、松崎バスターミナルに向かい、下田行きのバスに乗る。13:58。
遅お昼というか早夕食というか、下田か伊東で取ることにする。そのくらいまだ何となくお腹が空いていない。昨日の昼、夜について朝も結構たくさん食べたので。
バスの運転手さんがお話好きの方だったようで、道中ずっと帰りの電車とか食事の場所とかの話をしていた。客もほぼ私達だけだった。元々は川崎の人だったらしい。
時間通り、15時ごろ下田に着く。その後新型となった踊り子に乗り、伊東へ。伊東でまた少しお土産を買って、17時まで時間を潰し(中途半端に時間が余り少々困った)、湯の花通りにある楽味家まるげんで早めの夕食をし、その後以前も利用した駅近かの酒屋でお酒も買った。 19時前の電車に乗り、帰路に着いた。今回買った日本酒は、静岡県産米誉富士を使った純米吟醸(万大醸造合資会社)。ちょっと強いお酒だった。
伊東でも虹が見れた