旅ゆけば

拙い旅の記録とひとりごと

松崎旅行 2日目

2021-03-22 00:00:00 | 旅行
一泊二日のこの旅も10時に旅館をチェックアウトし、今度は夫と共にまた弁天島遊歩道に向かって、遊歩道を一周した。海が迫り、風もあったりする中、道が細く足場も良くないので地味になかなかスリルがあった。その時は既に虹は消えていた。
その後、徒歩で松崎海水浴場を通り、松崎の中心部へ。
立ち寄った場所:
・中瀬邸 入場料が100円。入るなり夫が長いトイレに行ったので、最初に行われるこの施設の案内を3度くらい聞くことになった。明治時代から数代続いた呉服商屋で大地主となったが、七代目だかで独身一人娘だったため、絶えてしまったとか。昭和20年のことだったらしい。ちょうど終戦の年か。大地主だったんだから何とか婿取りが出来なかったんだろうかね。どの時代のどんな家にも色々な事情があったんだろうな。 この施設はギャラリーも併設されていて、以前松崎を舞台に撮られた映画やドラマの紹介もしていた。 昔、世界の中心で愛を叫ぶというのがあったなぁ。そういえば。私は若い時からそういう系の話は全く得意じゃなかったので、見てないけど。この施設を出る頃は日が差していた。
・永楽堂 中瀬邸に入る前に入って桜葉餅を一つ買う。おやつ。
・桜味堂 桜葉餅を買う。
・長八記念館(浄感寺)入館料500円が掛かるが、堂内にある長八作品を丁寧に説明してくれる。寺を出るときに大雨になる。
・大雨に降られながら、梅月園へ。中瀬邸で聞いたところ、ここが一番元祖っぽい桜葉餅を売っているところとのこと。桜葉餅、桜葉きんつば、パウンドケーキを買う。雨足が強いので少し雨宿りさせてもらう。

その後、松崎バスターミナルに向かい、下田行きのバスに乗る。13:58。
遅お昼というか早夕食というか、下田か伊東で取ることにする。そのくらいまだ何となくお腹が空いていない。昨日の昼、夜について朝も結構たくさん食べたので。
バスの運転手さんがお話好きの方だったようで、道中ずっと帰りの電車とか食事の場所とかの話をしていた。客もほぼ私達だけだった。元々は川崎の人だったらしい。

時間通り、15時ごろ下田に着く。その後新型となった踊り子に乗り、伊東へ。伊東でまた少しお土産を買って、17時まで時間を潰し(中途半端に時間が余り少々困った)、湯の花通りにある楽味家まるげんで早めの夕食をし、その後以前も利用した駅近かの酒屋でお酒も買った。 19時前の電車に乗り、帰路に着いた。今回買った日本酒は、静岡県産米誉富士を使った純米吟醸(万大醸造合資会社)。ちょっと強いお酒だった。

伊東でも虹が見れた





コメント

松崎旅行 海に掛かる虹

2021-03-21 00:00:00 | 旅行
朝風呂に入り、伊勢海老の出汁の味噌汁が出てくるような朝ご飯を食べて(極楽)、私は散歩に出た。因みに温泉パックということで旅館から貰ったパックシートを源泉に浸して入浴中パック出来るサービスはなかなか良いと思った。そうそう顔こそ温泉成分の恩恵にあやかりたい部分なのよね。心なしか肌がイキイキしたように感じた。夫は朝食後また寝だしたので、一人で近くの厳島神社の方へ。昨夜は激しく雨が降っていたが、夜が明けて今は幸い日が照っており暑いくらいになっている。海っぺりに弁天島遊歩道があるようなので、見に行ったのだ。まずは急な階段を登り、厳島神社へ。 うん、誰もいない。ちょっと怖い。その後弁天島遊歩道に行ってみた。かなり道が狭く、海が迫っていてなかなかの迫力。一周しないで途中まで行ったら引き返そうかな。一人だしね。そう思って視線を沖に移したとき、海上に七色の光が! これは奇麗だった。びっくりした! 一人で声をあげてしまった。


西伊豆はおじいちゃんが入院した時に旅行したいところに挙げた場所だった。その時のことを何故かまだ覚えていて、そんなわけで西伊豆はちょっと特別な場所だ。

虹はしばらくすると消えてしまったのでとても貴重な瞬間だった。



コメント

松崎旅行 美味しい海の幸と長八美術館

2021-03-20 15:41:12 | 旅行
今回の宿は松崎バスターミナルのそばなので、そのあたりでお昼を食べて一度宿に荷物を置き、松崎温泉の観光地的な方(徒歩15分程)に向かおうかと思っていた。天気は小雨で途中の桜田温泉周辺の桜並木もまだ開花しているものはなかった。
初めての場所だ。ガイドブックは見てきたもののなかなかどこの店が美味しいそうかなんて分からない。時刻は13時ちょっと前で今宵の宿のチェックイン時間は15時のため2時間の時間がある。ちょっと中度半端。。。と、そこに長八美術館方面行のバスがきた。13時にバスがあったのだ。バスの運転手さんがわざわざ乗るかどうかが聴いてきたのもあり、まず長八美術館に行ってしまおうと急遽予定変更した。お昼ご飯もその近辺の方がありそうだし。バスはちょうど元来た道を戻るような感じですぐに美術館前についた。目の前に桜味堂があって帰りに名産だという桜葉餅を買って帰ろうと思った。その前にお昼ご飯だ。道路を挟んて反対側に「地魚さくら」があった。初めての場所はどこが当たりかなど分からない。小雨も降っていたことからこのお店でお昼にしようということになった。お店の扉を開けると、お昼時だが地元のお客さんらしき人が一人。平日ということもあるけど、やはりどこもコロナの影響があるんだろうな。
このお店で薦められたイカ料理を頼んだが、今まで食べたイカ料理の中で1番と言えるほどの鮮度の良さに美味しさだった! 夫の食べてたまご茶漬け定食も美味しかったので、当たりのお店なのだろう。値段の割に量も多くて、ご飯は一人ずつ釜焚きだしとても美味しかった。私は2,000円弱で新鮮なイカが2はいもついたイカの丸焼き定食にしたけど、柔らかくて肝は絶品だしとても美味しかった。
そこでお腹一杯に食べてから、またすぐそばの長八美術館に行った。松崎の目玉のように紹介されていたのでここは行かなくては。漆喰芸術の最高峰ということで、なかなか見ごたえがあった。細かーいところまで凝っている作品を見るのは好きだ。楽しい。その後雨の中、松崎のシンボル的ななまこ壁通りで写真を撮った、
帰りは、雨足も強くなっており、最終チェックインの時間も迫っていたことから、宿に向かった。桜味堂はもう閉まっていた。

「海浜荘」は、大き目の民宿のような雰囲気だった。何でも松崎で一番古い宿で、なんとあの韮山代官江川太郎左衛門も宿泊したことがある宿らしい。私は、以前母と確か伊豆長岡だったかそのあたりを旅行した時、韮山の代官屋敷にも行っていて、当時読んでいた松本清張の本にも韮山代官が出てきたりして、多少はその存在を知っていた。それでここに決めたようなところがあった。温泉は小さめだったがいい湯だった。お昼にたらふく食べたが、こちらの夕飯も大量でまたまたお腹一杯になった。夜に二度目の入浴が無理なほど満腹になった。
夜は、金曜ロードショーでフクシマ50をやっていたので観た。佐野史郎がなかなか目の離せない演技をしていた。




コメント

松崎温泉に行く

2021-03-19 21:50:00 | 旅行
踊り子185系が引退する日。それに乗って下田迄行き、松崎温泉へ。

踊り子3号伊豆急下田行き 大船発9:37
伊豆急下田着11:50。
今回は自由席で、途中何とか夫と並び席になった。道中撮り鉄達の動きが激しい。
下田に着いた時は、生憎の雨降りだったが、ホーム内は踊り子号の写真を取る人で溢れていた。 私達もその思い出深い車両を撮る。

その後、12:05下田発堂ヶ島行きのバスに乗りバサラ峠を超え、松崎へ。このルートのバスに乗るのは、数年ぶり。この峠を越えていると本当に伊豆半島(の下の方)を縦断しているな、と感じる。
何年前かは、忘れてしまったが家族3人で堂ヶ島温泉に泊まりに行ったことがある。 そしてその帰りに大雪になり、何とか帰宅できたものの上大岡で一時立ち往生となり危うく帰宅難民になりかけたという思い出深い旅行だった。どこでどうして上大岡でやり込められたかはもう忘れてしまったが、あの時は大変だった。
難民になりかけて学んだこと。
・冬場だった(大雪)こともあるが、兎に角保温が大事。 寒さは待つ身として大敵。
・水分。固形物は食べなくても何とかもつ。だけど水分はないとまずい。
・そしてこれ! 排泄場所の確保。 防災でもそうだが、皆食べるほうばかりに気を取られているが、正直食べることよりも大事かもしれない。排泄できない脅威は想像以上。正直切羽詰まったところでたくさんの人がいる前でまさか出来ない。 街中に用を足せるような空間は意外とないものだ。だからって万が一もらせばもういてもたってもいられなくなる。出さずに我慢すればそのうち具合が悪くなる。限界がある。そう、入れるより出す問題の方が深刻だったりするのだ。
・そして、やはり正確な情報の入手、かな。 いつ電車の運転が再開するのかいち早くつかんで行動していく必要があった。
今回、予報では天気が良くないけど、、大丈夫かな。出来れば晴天に松崎に行きたかったが。
一度松崎に行きたいな、と思っていた理由は先の旅行の帰り道で松崎までは、天気が良くて、それが印象に残ったというのもあるかもしれない。
そんなこんなで13時少し前に松崎のバス停留所に着いた。
コメント