旅ゆけば

拙い旅の記録とひとりごと

トンビにやられた

2021-04-17 16:00:00 | 散歩
水琴窟を満足したあとは走水唯一のコンビニに寄り、おやつを調達。
結婚してから3食きちんと食べなくなった。なのに体重は急増した。57㎏くらいだったのが、63,4kgをさまよう始末。環境や生活リズムがかわったのと親の目もなくなり、だらけが出たのとコロナ禍の影響もあるだろうか。
特に休日は、もはや朝と昼がくっついて昼間は一食の場合が多い。
パンの売り場を見たら、レモンケーキのパンがあったので何となく珍しい感じがして購入した。
観音崎を目指す。途中雨が降ってきた。ずっと優れない天気だったが、ちょうど観音崎ボードウォークの終点あたりで傘を差さずにはいられない感じになった。
しかし、そのまま歩を進め、観音崎レストハウスに到着。ここはずっと変わらないな。海の方に歩き、ちょうど正面に観音崎ホテルが望める場所のベンチに腰掛けた。ずっと歩き通しで少々疲れた。雨も止んだので軽食を取るべく、先ほど購入したレモンケーキを開けた。一口二口食べたところで正面の観音崎ホテルをぼんやり見つめながら、今日はこのまま泊っていけたら楽だな~などと考えいたところ、事は起きた。
突然左耳のすぐそばで、『バサッ』という大きな音がして、茶色い羽毛の塊が疾風の如く飛んできた。それと同時に左手にあったレモンケーキが前方地面に叩き落された。一瞬放心。目の前に砂の付いた無残なおやつ、その先にトンビの姿。やられた~。そこからは、もう自分のおやつに飛び掛かるトンビとカラスの喧騒から逃れることしか出来なかった。
思えば迂闊にも私の頭上はもちろん背後もガラ空きの状態。格好の餌食となってしまった。トンビの脅威は里山歩きの会で聞かされていたのに。天気も悪く、鳥の気配にもあまり気づかなかったため、すっかり油断してしまった。もっと山を背にして座ればよかったのかもしれないが、それはそれで茂みの中に何やら動物の気配がしてちょっと気持ち悪かった。
一度取られてしまえば、相手は野生、羽に鋭い嘴、爪もある。何も出来ない。おやつもなくなり、、、諦めるしかない。
ふと周りを見れば、海辺に家族連れがいたが、この事態に気づいた感の人はいないようだった。他人は見ていないものだ。
大分切なくなりながら、今回の素朴なウォークは、終わった。
帰りはバスで帰った。




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走水の水琴窟

2021-04-17 15:00:00 | 散歩
走水まで来たのなら、立ち寄りたい場所がある。走水神社の横に水琴窟があるのだ。私はここの水琴窟もまた隠れた名所だと思っていて、かなり高レベルな音色を奏でる。今まで他所でもいくつか水琴窟の聞いたが、音質、音量共にここが一番綺麗だと思う。
果たして水琴窟の前に立ち、小さな柄杓でお地蔵様に水をかける。
しばらく誰もかけていなかったのか、何度かかけてみてようやく水琴が鳴り出した。
癒やされる〜。



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走水低砲台跡

2021-04-17 14:00:00 | 散歩
波崎緑地で一休みしながら、これからどこを歩こうか少し思案した。まだ時刻はお昼を少し回ったところだ。久々に旗山崎公園に立ち寄りたくなったので、さらに観音崎方面に歩を進める。
公園に入るとあれっ! あれれっ!! 見慣れぬプレハブ小屋と開かずの門が開いている。そちらの方に歩いていくとその小屋から男性が出てきて、丘に登る坂道の先を指さしながら、「入れますよ」と言ってきた。これは、意外な展開。
先には誰もいなそうだったが、同じタイミングで女性が一人、その方へ歩いて行ったので、私も入ることにした。
坂になっている砂利道を超え、門内に入ると、早速ラピュタチックな遺構が。


まだ新しい走水低砲台の説明書き看板もある。曇天に誰も居なくて不気味だがなんと遺構の扉も開いていて、レンガ作りの砲台内に入れるのだ。勇気を出して中を覗く。ムカデが出る季節にはまだ早いと思うが。
暗がりにフランス積みのレンガ作りが浮かぶ。
外に出て、階段を登ると海がよく見える旗山崎の高台に出る。ちょうどハマダイコンの花が、咲き乱れ、前には絶景の東京湾が広がる。ここからの眺めは初めてだ。設えられたベンチも真新しい。
一通り回ったあとに案内所に居た男性3人と先程の女性が遺構の前におり、話をする機会を得た。この遺構は3月から一般公開されたそうだ。平日にはガイドツアーもやっているとのこと。
女性とは、絶景を前に少し会話した。
この手の趣味で訪問先で誰かと談笑できる機会など今までなかったので良かった。
ちょうどよくすぐ横の防大の海上訓練所からカッター演習のカッターがたくさん海上訓練を始めたところに出くわすことができたのもラッキーだった。防大のカッターは親の話には聞いていたが、実際見たのは初めてだった。キツそ〜。でもいいな。女性も結構いるのか掛け声がやや高めだなと感じだ。
そんな青春を過ごす人もいる。



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伊勢町へ

2021-04-17 12:15:00 | 散歩
さて、お昼のために母は帰宅したが、私はせっかくなので久々に伊勢町方面をウォーキングする。幼少時から見慣れた景色だ。曇天ではあるけれど対岸に富津市が見える。第二海堡もすぐ近くにあるように感じる。
ウォーキングに最適のよこすか海岸通りを行き、海に降りる。今日は潮が引いていて、海岸線を歩ける。だーれもいなかった。湯楽の里あたりから破崎緑地(展望デッキ)まで1.6kmほどだそうで海岸の砂地から行ったとしても訳はない。








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帰省

2021-04-17 12:00:00 | 散歩
いつ終わるとも知れぬ新型コロナウイルスの脅威の中、いまだ外出、帰省自粛ムードだが、約数カ月ぶりに帰省した。
天気は生憎の曇→雨の予報だが、お昼前の時点では何とか持ちこたえている。
今日は、今見頃を迎えているであろう地元の隠れた名所、つつじ通りへと母と繰り出した。案の定、満開と言って良い状態でみずみずしいつつじの花が、ピンク、赤、白と咲き乱れている。圧巻!曇天の下ではあったが、今年もこのメルヘン通りを満喫できて良かった。



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