旅ゆけば

拙い旅の記録とひとりごと

イバラの道時代

2020-12-08 00:00:00 | 日記
私がこのままでは結婚できないかも知れないと思って最初の結婚相談所に入ったのはもうすぐ25になるかという時だった。この時代、当時でも早い入会だったが、その時から既に不安があったのだ。それからやっと結婚となった39歳まで、実に14年間その危機感と共にあった。その位縁遠かった。
当初は20代半ばだったこともありこれからある程度本気を出せば何とかなるだろうと思っていた。周りの友人が少しずつ結婚しだしていた。私も彼女達と大きく変わるところはないと思っていた。
30も過ぎるとどんどん置いてけぼり感が増し、コンプレックスも深くなっていった。30半ばも過ぎるともう何で自分だけと荒んできてしまった。何かの拍子にものすごく落ち込度に母にグチグチグチグチ悩みを何時間も話したりして迷惑もかけた。
婚活も辛くて、うまく行かないと精神的に病んでくるので、一旦離れたりもしたのだが、そうしたらそうしたでその先はますます全く縁なし状態になるだけという有様だった。
活動してもこの度ご縁がありませんでしたの状態に終盤は正に崖っぷちだったが、それでも何とか続けたのは、
・本能的に結婚したい(すべき)と思っていた。自分も結婚によりこの世に存在している。
・この厳しい世の中を最後まで女性一人で渡っていくスキル、根性が無い。
・両親以外頼れる近親者が居ない。
・独身の社会的不利益を実感していた。
・独身というコンプレックスがあった。
・周りの環境に刺激された。(職場や友人のほとんどが既婚者)
・同じように婚活で結婚した友人が居た。結婚後も交流してくれた。
・相談所の他にも応援と言うか気にかけてくれた人の存在。

などだろうか。
私の活動などイヤイヤの途切れ途切れで甘いもので懸命にやったという域に達していなかったと思うが、振り返ってみれば、両親はもちろん周りの気にかけてくれた方々の存在も大きいように思う。




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