旅ゆけば

拙い旅の記録とひとりごと

蟹🦀を求めて北陸へ 金澤・芦原温泉への旅 ④福井タウンで半日・・・どうする?

2024-02-26 22:00:00 | 旅行
福井駅に到着したところで既にお昼をまわっていたため、残りの時間をどうするかについて駅ナカの商業施設で検討会議をした。 やっと呼吸も落ち着いてきて。。。
とりあえずお昼は、夫が行きたがっていたヨーロッパ軒 総本店へ向かうことになった。夫は以前にも行ったことがあり、そこのソースカツ丼が美味とのことだった。雨の中福井駅から徒歩10分の道のりを行く。果たして目的地に到着し、やっと遅めの昼食にありつくことが出来た。ソースカツ丼はなるほど細かいパン粉に包まれたカツがサクサクでソースもいい塩梅の美味しいご当地グルメだった。応援メニューの能登のカキフライも大変美味だった。
店を出る頃には、また雨足が強まり、駅までの帰り道を億劫に思う中、夫が最終の観光として福井市立郷土資料博物館に行くことを提案した。私は、駅でのお土産購入タイムを多くとりたかったのとまた電車の時間との戦いになることを恐れて気が進まなかったが、確かにせっかく来たのに勿体ない、という思いもあった。結局はタクシーをつかまえ、博物館へ向かった。博物館はなかなか興味深いものだったので、結果的には訪れて良かったかなと思う。とてもすいていて落ち着いていたし。その後は、徒歩で駅に戻り、駅ナカの商業施設でお土産購入に時間を費やした。和紙物でよいものがあればなと期待したけどそのラインナップは、あまり充実していなかった。お宿で少し買っておいて良かった。今度は和紙の里の武生にも行ってみたい。
やはり最後は少しバタついた。駅ナカで夫婦でお土産のリュックへの収納に苦戦していたら、近くでフルーツサンドを食べていた地元のおばあちゃんがビニール袋をくれた。 おばあちゃんの手が、雪のように白かったのが印象的だった。 北陸の天候は紫外線が少なそうでその点において肌に優しい面があるのかなと思った。

改札をくぐる前に急いで買った水ようかんも美味だった。福井は冬にみずようかんだそうで。炬燵でアイスみたいなものか。
無事に帰りの新幹線に乗車し、帰路に着いた。
夫完全プロデュースで
しらさぎ14号 福井17:36発 → 米原18:44着
ひかり662号 米原18:57発 → 小田原20:38着
東海道線 小田原20:57発 → 大船21:36

今回は、1泊だったため、時間も限られ行きそびれた場所も多い。
行く前はこの土地の有名な冬の悪天候を心配していたが、雨こそ降っていたものの幸いそれほど寒くなく、冬なのに乾燥していない、紫外線が少ないのでお肌にはよさそう、花粉症をあまり感じなかった等、メリット(?)も感じた。 再訪の機会を望む。

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蟹🦀を求めて北陸へ 金澤・芦原温泉への旅 ③東尋坊と北陸本線に乗り遅れそうになって泣きが入った話

2024-02-26 13:00:00 | 旅行
2/26(月)
10時頃にホテルをチェックアウトした。 名前は忘れてしまったが、応援割があった。その後は、えちぜん鉄道のあわら湯のまち駅より10:18発のバスで東尋坊へ向かった。雨は上がり、気温も恐れていた程低くなく、風もなく、暖かいくらいだった。
10:47東尋坊に到着。降りてすぐにお店で荷物を預かってくれたので、預け、さっそく東尋坊への向かった。東尋坊は言わずと知れた大迫力の断崖絶壁、柱状節理の美しい国の天然記念物である。 柵はなく、自由に見て回れるが、岩の隙間から海面を見下ろすとその高さに足がすくむ、鳥肌が立つ。やはり福井県に来たからには、観て帰らねばと思っていたので、その願いが叶ってよかった。一定の年齢以上だったら必ず火サスのテーマと犯人の投身自殺未遂→主役刑事の説得→犯人悔い改めのクライマックスシーンを思い浮かべるはず。
さてスリル満点の景色も満喫できたので、またバスで芦原温泉駅まで戻ることになった。タダで荷物を預けた売店で何か買わないと微妙な空気になる感じだったので、夫がお土産のお酒を買った。東尋坊発:11:54。バスの時刻表を見ると乗車したバスが駅に着くのは、12:35。 福井に向かう北陸本線普通の発車時刻の5分前程だ。 旅先でこの余裕のない乗り継ぎは無理と考えるものだが、ここは田舎。後続は、約30分待つ上に700円程プラスになる特急に乗ることになってしまう。そんなものだから夫は、とにかくその普通に乗るためにバス乗車中ずっとヤキモキしていた。信号につかまればイライラ、降車にもたついている客がいればイライラ。。。
しかし、なんとかほぼ時刻通りにバスが駅に到着したので、ダッシュで構内に向かう。 乗る予定の電車はすでに駅に到着している模様だ。余裕はない。 しかしこの駅には昨日到着したのが初めてだ。ろくに構造が分かっていないうえに、多分来る新幹線の開通のため拡張されていたようだ。 夫は、ダッシュで今思えば根拠なく多分こっちだろうと思った方に行く。(夫とは、性別の違いで当然体格も脚の長さも全然違い、彼は運動神経が良い方ではないのだが、それでも男性の機敏さについていくのは大変(´;ω;`))必死についていき、エスカレーターを駆け登り2階に行くも改札はない。「なんでないんだよ!!! 間違えた!!!」人目も憚らず大絶叫する夫。(もともとほどんと人はいないけど。) 私は、彼のダッシュに必死についていく途中、1階部分で「改札はこちら→」と書いた紙をちらっと見たのだが、初めての場所でよく分からないのと走るのに必死なのとマスクで苦しいのとで、そのまま一緒に2階へと走ってしまった。それを言うと「それを見たのなら言えよ!!!」とまだ大絶叫。 もう乗車は、あきらめるしかないと思ったのだが、夫はあきらめない。今度は、ダーッとエスカレーターを下り、元来た道を戻り、「改札はこちら→」へ。私が付いてきているかどうかはお構いなし(´;ω;`) 私は、マスクをとって走ればよかったのだが、その余裕もなくマスクをしたままだったのと日ごろの運動不足がたたって本当に足が前に出ない状態になってきた。出発のベルが鳴っている。もう間に合わない。 しかも→の先はすぐに改札ではなく、また登りの階段。私はもう絶望して歩き出した。 夫はどうなったのか知らない。置いていかれた(´;ω;`)
この時はっきりもうこの人についていけない、と感じてしまった。以前から何度か思ったことあるけれど。 苦しくて胸が痛くて泣きそうになる。もうどうでもいいや。。。 そこへホームから私の名前を絶叫する夫の声。夫はもともと地声がすごくでかい。 「○○○!!! 早く!!! 早く!!!」まさか間に合う? もしかして出発を待たせてる?
私は、力を振り絞って階段を上るために足を上げ、半分朦朧としながら、改札をくぐり(誰かに激突したかも、ごめんなさいm(__)m)、もうふらふらになりながら、今度はホームへの階段をやっとのことで降りていく。 ホームに夫の姿。 出発せずに停車している北陸本線! 「早くしろ! 早く!」 私はやっとのことで電車に駆け込み、バタバタ、お互いギャンギャン言っている夫婦に車内からの視線・・・。(´;ω;`) 申し訳ないのと恥ずかしいのとで、こんな経験したことがない。
電車が発車する。 空いている席にゼーゼー言いながら座る。泣きそうになる。なんでこんなことになるんだ。。。 私はギリギリの時間行動は大嫌いなのに!そうならないためにいつも余裕をもって行動している人間なのだ。
苦しい呼吸で胸が痛い、体が熱い、脚がしびれている。
福井駅まで泣きっ面で無言になってしまった私。さすがに夫はそんなに走らせて悪かったよ、と言ってきたけど。 旅行中一度はある修羅場。やっぱり今回も起きたか(´;ω;`) いつもギリギリのお前にあんなに怒鳴られたくないよ!!!

これは、大変ショックでトラウマに近い出来事だったので、一体何時発の普通電車だったのか、思い出せないし、記録もしていない。あまり思い出したくない。多分12時40分位に発車の電車だったのかな。 降車時にぼんやりして定期で降りてしまい、払い戻ししてもらうことにもなっちゃったし。
旅行で時間に追われるのは、しっかり計画していても時と場合によっては、仕方ないこともある。 しかし今回は、本当に泣きそうだったし、着ぶくれて重たいリュックをしょいながら必死にダッシュして電車に飛び乗るのはとても怖かった。私は、駆け込み乗車で電車に挟まれた過去がある。すごく危険な行為だし、迷惑だ。
一方でいつも余裕をもって行動しているのがデフォなので、運悪くピンチに陥った時のダッシュが利かないかもとも思った。そういうのは、逆にいつも直前でバタバタと時間との戦いを繰り広げている夫のような人間の方が慣れていて強いかも。
時間管理が出来ている方が、当然圧倒的に偉いのだけど、不測の事態に備えて脚力はもう少し鍛えておいた方がいいな、と思った。
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蟹🦀を求めて北陸へ 金澤・芦原温泉への旅 ②芦原温泉

2024-02-25 22:00:00 | 旅行
今夜の宿泊は、あわら温泉 グランドホテルとなる。予約時、越前ガニ(黄色いタグ付き)を食べられるプランを見てみたが、かなりの高額だったため、普通のズワイガニ三昧プランにした。@24,800円。元々越前ガニは、高価な季節限定ものなのだろうけど、インバウンドによる値上げの影響もあったのかな。
タグ付き越前ガニを少しでも価格を抑えて食べたいと思ったのなら、越前海岸で食べるのがベストだと思った。
あわら温泉駅に16時半頃到着後、駅まで旅館の人が迎えに来てくれていたので、その車でホテルに向かう。今年元旦に起きた能登半島の大地震から2か月経っていないタイミングでの旅行となったため、道中でその話題になった。能登半島程ではないが、あわら温泉一帯もかなり揺れて道路がひび割れたりしたそうだ。
宿は、湯めぐりの宿と銘打っているだけあって、複数ある温泉が良く、蟹三昧のコースも美味しかった。が、蟹は食べるのが大変すぎ💦 食べ終わるのに2時間以上かかったと思う。

温泉までの廊下に飾り付けされていた越前和紙の照明がとても素敵だった。
ここの宿のお土産売り場は割と充実していて、割と買いやすい値段で越前和紙が売られており、購入した。 使い道がよく分からないけれど、改めて見ると和紙って素敵だ。
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蟹🦀を求めて北陸へ 金澤・芦原温泉への旅 ①冬の北陸 金澤

2024-02-25 17:00:00 | 旅行
3/16の北陸新幹線の金沢ー敦賀間開業前に北陸に蟹を食べに行きたいと夫が言い出したので、2/25(日)から一泊で芦原温泉に泊まりに行った。
敢えて開業前なのは、その影響での混雑や観光客増を見込んだ値上げを避けるためとのことだった。
私は、冬の北陸の陰鬱とした空と寒さに若干気が引けたが、この時期はどこに行っても寒いだろうし、この時期ならではの味覚は、捨てがたいものがあったため、行くことにした。

2/25(日)
かがやき503 上野発7:26 - 金沢着9:48

金沢には、結婚前に母と旅行したので、2回目になる。 生憎の雨模様だったが、駅前のバスでひがし茶屋街へ向かった。 久谷焼など伝統工芸品を販売しているお店を覗いたり、地酒を置いたお店で試飲したりした。陶器のお店はいくらでも見ていたくて、衝動買いもしたくなるが、夫、というか大半の男性にとっては、それほど興味もない分野だろう。買いもしないのに入店すること自体が恥ずかしいようだった。まぁ、この手の通りには女性同士で行くのが一番楽しめるかな。
母と旅行した時にも訪れた国指定重要文化財 志摩にも立ち寄った。
その後、ガイドブックに載っていたインスタ映え喫茶の大正浪漫喫茶 金魚庵にも入店することが出来た。 我々夫婦の旅には珍しい女子が喜ぶ浪漫喫茶だった。

その後は、近江町市場で遅めの昼食となった。ここもガイドブックで映えていた海鮮丼ゆたか水産に行った。 北陸は売りにできる海産物が多いので得をしている。ノドグロやカニなど約15ネタがのっている近江町ゆたか最強丼を食べた。一番おいしかったのは、ノドグロの肝だったかな。今回も金沢で美味しい食にありつけた。

その後、限られた時間で、香林坊へ向かったが、雨足が強まってきてしまった。重いリュックを背負って、傘を片手にガイドブックを持ちながら知らない土地を歩き回るのは想像以上に疲労するものだ。やはり旅行に空模様は重要である。天気は悪いもののそれ程寒くなかったのが救いだった。
香林坊では、こちらも以前の旅行で立ち寄った武家屋敷跡 野村家を訪れた。
金沢と言えば、兼六園なんだろうが、前回も行ったし、時間もなく、雨の中訪れるのは得策ではない。雪景色が見らればまだしも、ただの雨だったので、完全にパス。

その後、バスで金沢駅に戻り(割とギリギリ)、北陸本線の特急しらさぎ62号15:48金沢発に乗り、芦原温泉へ向かった。 芦原温泉着:16:24。
ちなみに、芦原温泉までの車窓は特筆すべき風景はなかった気がする。(寝てたっけ?)







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