旅ゆけば

拙い旅の記録とひとりごと

本を開けば

2020-12-03 00:00:00 | 日記
以前同じ趣味で知り合った人(女性)が戦記物が好きでよく読むと言っていた。私はちょうどひょんなことから太平洋戦争の事をもっと知りたいと思っていた折りだったので、その言葉に勇気を得て太平洋戦争に関する書物を割と読んでいた時期があった。
なのでとても有名な激戦地については一冊本を選んで読んだりしていたので読書前よりは先の戦争の一部を知り得たりしていた。
太平洋戦争の流れ全体をつかめるものを読みつつ個々の戦闘の記録小説を読んだりしたが、あの数年間でよくもこれだけの変事が起き、夥しい数の人命が失われ、数え切れない都市が焼かれ、ありとあらゆるものが失われたと思うと、語彙力が無くて情けないが、本当に信じられないといったところだ。しかもそれがほんの7,80年前のことだというのだ。
あの時代を生きた人々の苦労は尋常ではないだろう。
本はそれを伝える為にある貴重なものだ。
そしてそれを知ろうとする行為もまた人として大事なことだと思う。思いがけず勉強にもなるし。


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