慶応高校が103年ぶりに決勝進出というのは、関係者の方々にとっては大変な奇跡で、途轍もなく喜ばしいことなのでしょう。
でもね、我ら東北人にとっては、東北のチームが2年連続で決勝に進出したというのは、途轍もない奇跡なのですよ。
思えば私が幼少の頃から、甲子園大会における東北のチームは、早々と去っていくのが定番だった。決勝など夢のまた夢だった。
10数年前のこと、岩手県の某高校と関西の某高校が初戦で当たることになり、関西の高校が露骨に喜んで注意を受けた、ということがありました。
岩手県のチームなら楽勝だ!と思ったのでしょう。しかし
その岩手県のチームは決勝まで進出することになります。そのチームとは
菊池雄星投手を擁した、花巻東高校でした。
あの時から、奇跡はただの奇跡ではなくなった。
今の東北のチームなら、2年連続優勝も夢ではない。決して
夢ではない。
東北人のこの想い。おさらくは東北人でなければ理解できまい。これは東北という土地が歩んできた「歴史」とも深くかかわっているからね。まあ、それはともかく。
良い試合を見せて欲しいですね。
それぞれの、想いを乗せて。
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