アニソンには、ヘヴィ・メタル的な要素が入っていることが多いですよね。
音楽業界には、実はヘヴィ・メタル好きって結構たくさんいたのだと思うんです。でも80年代から90年代にかけて、音楽通、ロック通を気取る人たちはこぞってヘヴィ・メタルを攻撃していました。
特にロッキン・オン誌関係、渋谷陽一とその取り巻きたちの攻撃が凄かった。
当時の音楽業界での渋谷氏の”権威”はメチャメチャ高かったように記憶しています。だから当時の日本の音楽業界では、「ヘヴィ・メタルなんて聴くのはダサい」という論調が主流でした。そんな空気感の中では
「ホントはヘヴィ・メタルが好き」
なんてなかなか言えなかったのではないだろうか。
で、そうした方たちが、実は大好きなヘヴィ・メタル的要素をアニソンに取り入れていった。
なんて流れが、あったんじゃなかろうか。なんてことを思っています。
こうしてアニソンを通じて、ヘヴィ・メタルはどんどんポピュラーなものになっていき、
あのロッキン・オン誌もとうとう、ヘヴィ・メタル大特集の記事を組まざるを得なくなったのが、昨今の実情なわけです。
ま、色々言いたいこともありますが、止めておきましょう。
これはあくまでも、私の個人的な視点から視た音楽業界史です。「それ間違ってるよ」と思われる方も多々おられるでしょうが、その点
ご了承のほど。
Ayasaさんとマーティーさんとの、演奏家でなければわからない会話。凄く楽しそうで
観ていてこちらまで楽しくなる。
話の内容はよくわかりませんけどね(笑)。