問わず語りの...

流れに任せて

追悼、ダグラス・トランブル

2022-02-12 04:52:41 | 日記

ダグラス・トランブル映像集。

 

 

アメリカ映画界屈指のSFXスーパーバイザー。日本風に言えば特技監督、特撮監督でしょうか。多くの印象的なスペシャル・エフェクツ映像を魅せてくれた方、ダグラス・トランブルが逝去されました。79歳でした。

 

私がこの方の手掛けたスペシャル・エフェクツに初めて触れたのは中学生の時、スティーヴン・スピルバーグ監督作品『未知との遭遇』でした。色とりどりの光を放ちながら乱舞するUFOの映像は今まで観たことがないもので、そのある意味幻想的といっていい美しさに感銘を受け、すっかり虜になってしまった。

私が思うダグラス・トランブルの映像の特徴は、とにかく光の見せ方が上手い。ハレーションやら滲みやらの見せ方が絶妙で、一目でダグラス・トランブルの撮った画だとわかる。それくらい特徴的でしたね。

まだCGが本格的に使われる以前の時代、ほぼアナログの技術を使って描かれたこの方の映像は下手なCG映像よりよっぽど面白い。説得力がある。

映像っていうのはね、リアルでありさえすれば良いってもんじゃないです。大事なのは

面白さと、説得力。

 

『2001年宇宙の旅』『サイレント・ランニング』『未知との遭遇』『スター・トレック』『ブレードランナー』『ブレイン・ストーム』etc,etc.

この方の撮った画はみんな面白かった。説得力があった。

 

大好きでした。

 

すばらしい映像で楽しませてくれたダグラス・トランブル氏に、敬意と感謝と哀悼を込めて

R.I.P.

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2 コメント

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Unknown (チャメ子)
2022-02-12 23:05:12
薫兄者やSF映画ファンに多大なる影響と感動を与えた、西洋の特撮・映像巨匠、ダグラス・トランブル氏に最大の感謝と哀悼の意を表します。
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Unknown (薫兄者)
2022-02-13 04:14:53
チャメさん、ダグラス・トランブルの映像の素晴らしさ、多くの人に知ってもらいたいですけどね、興味ない人にはなかなか伝わらないね。なにごともそうだけど。
『未知との遭遇』観たくなってきた。アマプラにあるかな~?(笑)
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