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バカ映画ではない、「おバカ」映画だ!~『ゴジラXコング 新たなる帝国』に関するちょっとした考察

2024-05-02 03:54:54 | 怪獣、特撮

 

 

 

なんかね、『ゴジラXコング 新たなる帝国』のことを、「令和1のバカ映画」と称する向きもあるようで、その点については

 

 

私も、否定は致しません(笑)。

 

 

頭空っぽにしてなにも考えず、ただただ楽しめばそれで良い。

 

 

でも、敢えて言うならば、これはただの「バカ映画」ではないのです。

 

 

これは

 

 

「おバカ映画」なのです。

 

 

真面目に真剣に「バカ」をやる、これすなわち

 

 

「おバカ」。

 

 

 

まさしくこの映画は、「おバカ」そのもの。

 

 

 

遊びというのは、真面目に真剣にやらなければ面白くない。とは、よく言われることです。

 

 

例えば『大怪獣のあとしまつ』という映画がありますね。あれは、不真面目に適当に遊んだ、つまり怪獣映画というものを

 

 

舐めて撮った映画です。だから

 

 

つまらないのです。酷い、最低な映画なわけです。わかります?

 

 

 

『ゴジラXコング…』を撮ったアダム・ウィンガード監督は、本当に心から真剣に

 

 

真面目に

 

 

バカな映画を撮っている。

 

 

どうすれば面白い怪獣映画になるか、そこを真剣に真面目に考えて撮ってる。だから、例え一見バカに見えようとも、

 

その真面目さが

 

その真剣さが

 

 

 

面白い、とことん面白い「バカ映画」を生み出した。

 

 

その作り方は極めて真っ当であり、ある意味

 

 

「賢い」とさえ言えるのです。

 

 

一見バカだけど実は賢い。これすなわち

 

 

「おバカ」也。

 

 

 

賢いと言えば、この映画には裏テーマとも言うべき深遠なテーマが隠されている、と私は看破しました。

 

 

どんなテーマかって?それはあーた。

 

 

実際に作品を観て、あーた自身で感得して下さいな。

 

 

ヒントは、コングと聾唖の少女、この二人(?)の行動、決断にあり、『新たなる帝国』というタイトルにも、隠されている、と私は視ましたね。

 

 

どうです?私もかなりの「おバカ」でしょ(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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