「魂が燃えてりゃそれで良い」
日本の映画撮影の現場は、今でもこの考え方が基本で、これ故の超過労働など諸問題が発生する根本ともなっており、是正も必要かとは思うけど、でも
やっぱり「魂」が入ってなきゃ、良い画にはならんですよ。
みんな良いモノを作ろうとしている。それ故にピリピリした現場になることもある。
モノづくりとは、そういうもの。
このクモオーグ戦は、ライダーが己の力や暴力衝動を抑えきれていないため、遮二無二襲い掛かろうとする。一方のクモオーグは余裕綽々。この違いを出すためにも、ライダー池松くんの動きはより激しさを増す。
あの衣装にあのマスクでは、相当動きづらいだろうに、池松くんもクモオーグ役の柏崎さんも、息も絶え絶えになりながら頑張ってる。
素晴らしいね。
これだけ頑張ったシーンでも、本編で使われているのはほんの一部分、ほとんどはカットされてる。
辛いよね、でも
それが「こだわり」の庵野演出。
そこに良いも悪いもない。
ただ、そういうものだ、というだけ。
それにしても、池松くん、素晴らしいね。
もちろん、柏崎さんも。
まさしく、「魂」が燃えた良い現場です。
ヘヴィ・メタルのアイコン的バンド、アイアン・メイデンが1980年に発表したメジャー・デビューアルバム『鋼鉄の処女』に収録されていた曲「Phantom Of The Opera」。
メイデン初期の曲の中でも、プログレッシブ・ロックからの影響を如実に感じさせる曲で、そのヘヴィかつ複雑な曲展開には、始めて聴いた時「なんだこれは！？」と度肝を抜かれたのを覚えています。
私がアイアン・メイデンに関心を持ち、ファンになるきっかけを作った曲です。その曲を、スウェーデンのヘヴィ・メタル・バンド、ゴーストがカヴァーしたヴァージョンがこちらです。
いやあ、これはカッコいいわ！なにより曲に対するリスペクトが感じられるところが良い。
オリジナルを壊すことなく、それでいて独自の解釈というか、このバンドならではの現代的味付けも上手に施されており、カヴァー曲としてはある意味完璧な仕上がり。
素晴らしい！！！
ゴーストかあ。比較的最近のバンドだね。最近のバンドのことはあまり勉強していないもので、不覚にも知らなかった。ううむ、これは
面白い！
さすがヘヴィ・メタル大国スウェーデンだけのことはあるね。俄然興味が湧いてきた。
いいわ！このバンド、いいわ！
色々聴いてみよう。まだまだヘヴィ・メタルは
面白い。
真ん中にいるのがバンド・リーダーのヴォーカリスト、トビアス・フォージが扮するキャラクター「コピア枢機卿」。バック・バンド「ノーネーム・グールズ」のメンバーは正体不明なそうな。
いいねえ、好きだよこういうの。
