さかざきが綴る「アンティークな日々」

アンティークディーラーさかざきがアンティークのこと、日常のことを綴っています。

【7日間ブックカバーチャレンジ】DAY 3

2020-05-18 | 書籍

 え?またレースの本?と言わないで下さいね。昔から持っているからでしょうか、大型本の中では、これを開けることが一番多いです。元々、この英語版を持っていたのですが、日本語版があると知り、こちらも入手。(なので日本語版、英語版の二冊を所有しています。)専門書を翻訳したからでしょうか、少し分りにくい箇所もあるものの、レースの大型本の中では希有な日本語の書籍です。 

 既に廃刊になっているため古書として入手しましたが、その時に付けられていたパラフィン紙は、しょっちゅうこの本を手にしたため、この通りボロボロ。(笑)今となっては何のために付けたのか忘れてしまった付箋もいっぱいですが、それがかえって愛着を感じます。

レース 歴史とデザイン
アン・クラーツ著 平凡社

 レースの発祥から20世紀初頭まで大きなカラー図版付きで説明されていておすすめ!有名な作品も数多く集められていて、ヨーロッパの博物館で「あ!このレース見たことある!」と思うことも度々です。そして、(ヨーロッパの人にとって、イギリスはやはり大いなる田舎だったのでしょうか?イギリスにもレースは存在したはずなのに…。)イギリスレースがまったく掲載されていない点も興味深いです。大判のレース本を一冊選ぶならこれですね。次は、レースから離れ、この画像の右端に写っている「フランスのリボン」をご紹介したいと思います。

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