年末も押し迫って参りました。今年最後のホームページの更新、新着のハンカチ・ボーダーをUPしました！お忙しくお過ごしのことと思いますが、どうぞじっくりご覧になってみて下さい。
今回は、婚礼のために誂えられたホワイトワークやポワン・ド・ローズの豪華なハンカチが4点新入荷！特に密度の高いホワイトワークのハンカチはフレーム入り、もう一方の豪華な紋章入りのホワイトワークのハンカチは貴族に由来するもの、薔薇の花びらがポケットになったポワン・ド・ローズの薔薇づくしのハンカチも2点新入荷しています。他にもバンシュやブリュッセル、ヴァランシエンヌなど興味深い18世紀初頭のレースが。レースの書籍に掲載している物とまったく同じ、螺旋模様の19世紀のアランソンレースも新入荷しております。
「超絶技巧」の手刺繍！丸いフォルムも優雅なハンカチです。「マリー・アントワネットがハンカチの形を四角に統一した。」言われていますが、19世紀になってからもこうした丸い形のハンカチが作られたようです。密度の高い繊細なステッチにつぐステッチ！額装していっそう素敵になりました。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/lace/l9301.htm
丸みのある四角い形がエレガント、王冠の紋章入り。婚礼のために誂えられた貴族に由来するハンカチです。とにかく紋章の刺繍が緻密。聖ヤコブの象徴であるホタテ貝と毛皮模様のエンブレムも興味深いです。ハンカチの周囲は、薔薇模様のボビンレース、ヴァランシエンヌで飾られています。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/lace/l9302.htm
花びらがポケットになったポワン・ド・ローズの細工はもちろんのこと、透かしのニードルの細工部分が多い、非常に手の込んだポワン・ド・ガーズのハンカチです。沢山のパールがあしらわれた立体感のある細工、ネット部分もひときわ繊細。額装もおすすめです。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/lace/l9303.htm
花びらが二重になったポワン・ド・ローズ、王道を行く薔薇づくしのハンカチです。コーナーの大輪の薔薇を小花のリースが取り囲む愛らしい模様です。ハンカチの縁にも沢山の薔薇が飾られています。中央の十字の形の生地も特徴、レースの面積の広い豪華なハンカチです。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/lace/l9304.htm
「あれ？どこかで見たこととあるような…。」と思いつつ、レースの資料Le Secret des dentelles, volume 3のページを繰っていてびっくり！まったく同じレースが出てきてびっくりしてしまいました。アランソン特有の螺旋模様のレース、フランスでこのレースに巡り会った時にも心ときめきましたが、本の中にまったく同じレースを見つけた時にもわくわくしました。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/lace/l9336.htm
この透けるような質感がお分かりいただけるでしょうか？1700年頃のバンシュレース、縁が始末された長いボーダーです。バンシュ特有の植物模様と雪柄を組合わせた繊細な文様も興味深いですが、しなやかな質感とコンディションの良さもポイント。バンシュ好きの方には是非ご覧いただきたいレースです。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/lace/l9308.htm
極細の糸で織り上げた不思議な花模様、帯状の模様の部分にはごく繊細な地模様、非常に興味深い18世紀のブリュッセルレースのボーダーです。この時代ならではの味わい深いレースで、「いったい何を思ってこんな細い糸で織り続けたのか？」と、眺めているだけで、その時代にタイムトリップ出来るようなレースです。
詳しくはこちら*** http://www.angelcollection.jp/shophome/lace/l9309.htm