ブルーのリボンもダンディ、この凛々しい表情の猫ちゃんは19世紀の木の台の付いたクリップ、いつも私の机の片隅に置かれていて、お客様に「それって何ですか？」と聞かれることも度々。実は河村と知り合う前に手に入れた物なのですが、持っていたディーラーのおじいちゃんにつぶらな目でじっと訴えられて、思わず仕入れてしまったというシロモノ。実は、「あまりに仕入れが高くて、とても商品に出来ない！」というのが真相なのです。
その証拠に河村に「それっていくらで買ったの？」と聞かれて私がモゴモゴ「○○ポンド…。」と答えると、すかさず「えっ！？そんな値段で買ったの？信じられない。」と目を丸くして言われてしまったのでした。（高く買ったというより、それは高い物なのです！）
それ以来10年以上、私の仕事場で一緒に過ごしてきました。彼の凛々しい顔を見る度に「よし！やるぞ。」とやる気になっています。
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