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さかざきが綴る「アンティークな日々」

アンティークディーラーさかざきがアンティークのこと、日常のことを綴っています。

本日の洋館散歩

2012-11-07 | お江戸散歩

 お休みの今日は、最近のテーマ東京の下町巡り。今日は一旦東京駅まで出てそこからバスで門前仲町まで出掛けました。門前仲町自体は、「門前」と地名に付くだけあって永代寺と深川不動の門前町、「お祈りのテーマパーク」という感じがしました。(これって仏様にも神様にも不敬でしょうか。)

 門前仲町そのものよりも、今日のヒットは門前仲町から自宅のある人形町へ歩いて帰る途中、例によって河村に連れて行かれた洋館ふたつ。まずはこちら、深川モダン館

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 実はこの建物昭和7年築ですから奥野ビルと同じ。あまりにモダンな形と公共の建物として非常に良く手入れ(リノベーション?)されているので、とてもそんな古いとは思えない外観ですが、東京市営の深川食堂として建てられました。連なった丸形の窓と吹き抜けの大きな窓、側面に流れるリボンウィンドウが何ともモダン。館内の床には小さな可愛いタイルが敷き詰められています。ここの最大の魅力は、中に入れること!お茶も飲めるようですよ。

 そして次はこちら!河村が「ヘンな建物があるからカメラの用意をして!」と言いながら連れて行ってくれた先がこれ。住所は江東区佐賀、かつて古い建築好きの間では有名だった食糧倉庫(今は存在していません。)があった場所のすぐ側です。思わず「ええ!!何これ!」と叫んでしまいました。

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 エントランスのテラコッタのデコレーションが凄い!「これってユダヤの星じゃん!ここはユダヤの東京本部か?」なんて話しながら写真を撮ったのですが、後でインターネットで調べてみると旧村林ビルといって、昭和4年築とのこと。もちろんユダヤの総本部ではなく(笑)、やはり場所柄食料関係の会社の持ち物だったようです。(今は建築事務所が入っていました。)ここもまたロマネスク風、あの木の扉から中に入ってみたいなぁ。どうやら中も非常に豪華で、当時のままのようなのです。

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 帰りは橋を渡って日本橋側へ。向こうに見えるのは永代橋、その向こうの高層ビル群は先週行った佃島です。門前仲町から人形町までは流石に遠く、人形町に到着した時にはもうヘロヘロでした。(笑)今日も良く歩きました。

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