今日は、名古屋でこの冬初めて雪が積りました。まず朝方からちらほら降り始めたのですが、お昼過ぎから文字通りザンザン降り始め、あっという間に積もってしまいました。フェアの会期中でデパートの中にいるので、外の風景はなかなか分からなかったのですが、限られたバックヤードの窓から見える外の風景はまるで雪国。名古屋では珍しく10cm以上の積雪です。
デパートの前を走る大きな幹線道路も雪でいっぱい、そんな風景を見ているうちに、今日車で出掛ける予定だった父のことを思い出し、急に不安になってきました。父の車はノーマルタイヤ、おまけに我が家は坂の上、この雪道を走るのは無謀というものです。大急ぎで自宅に電話して母に「私の車冬タイヤだから、お父さんに乗っていっていいって伝えて。」と言うと、のんびりした声で「お父さんはねぇ、今日は張り切って自分の車でもう出掛けたわよ。」と母。「大丈夫よ。今日は早く帰ってくるから。」といたって暢気な母の声。「そう?」と、仕方なく電話を切りましたが、その後もますます降り続く雪。
何時間かが過ぎ、夕方になってきました。相変わらず雪が降り続く中、街をゆく車もぐっと減り、デパートのフロアも閑散としています。「もう帰ったかしら?」と心配で落ち着かない私は再び自宅へtel。が、誰も出ず、父と母のそれぞれの携帯にかけてみてもどちらも出ない!「あの人達、こんな時間までこの大雪の中いったいどこへ行ったのよ!」と思わず独り言が出てしまいます。(結局、帰ってから聞いた話では、父は所属している「ばら会」の会合へ出掛け、母は長年続けているコーラスの練習日だったため、二人とも夕方遅くまで外出していたことが判明。いたってお気楽な両親に、ついつい「こんな大雪で滑って転んで骨でも折ったらどうするのよ!!」と小言を言ってしまいました。)
仕事が終わって帰る道はシャーベット状になった雪が固まってコチコチ。河村は早番で先に帰っていたので、自宅へは一人で帰りました。自宅近くの地下鉄の駅から滑らないようにソロソロ注意深く歩いていた私ですが、ふと「あ、そういえばここに可愛い黒猫がいたんだったな。」と角のガラス屋さんを覗いたとたん、ズッデ~ン!!見事に尻もちをついてしまいました。その痛かったこと!痛かったこと!周りの目を気にして、さも痛くないようにすぐに起きて歩き出したのですが、それはそれは痛かったです。皆様も突然の雪にはお気を付けくださいませ。