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さかざきが綴る「アンティークな日々」

アンティークディーラーさかざきがアンティークのこと、日常のことを綴っています。

タティングレース展

2016-06-15 | 展覧会

 

 先日、お店に綺麗なお葉書が届きました。それはお客様が主宰されているタティングレース教室の展示会のご案内。あまりの繊細で素敵なタティングレース作品の数々に、思わずうっとり見入ってしまいました。会期は明日6月16日(木)から、秋田市内のギャラリーで。お持ちのアンティークのタティングレースやシャトルのコレクションも飾られるそうですよ。(近くでしたらお邪魔するのに!残念です。)お近くにお住まいの方は是非お出掛け下さい。

■暮らしを彩るレース展  タティングレース
~糸の織りなす美しい空間~
【開催日時】 2016年6月16日(木)~18日(土)AM10:00~PM4:00
【会  場】 アトリオン2F第1展示室B 秋田市中通2-3ー8
【お問合先】 TEL018-836-7803
主宰 広瀬史子氏 

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庭園美術館に行ってきました!

2016-05-10 | 展覧会

 アポイントメントオンリーの今日、午後3時頃奥野ビルを出て、件の庭園美術館へ「メディチ家の至宝」展を見に行ってきました!庭園美術館が長い改装から再オープンして初めて出掛けたので、訪れるのは本当に久し振り。学生時代から大好きだった庭園美術館、まるでしばらく会えなかった友達に会いに行くような気持ちでした。

 元々宮様の邸宅ですからうっそうとした緑に囲まれた敷地内。ここが東京の真ん中であることを忘れてしまうような場所です。

 やって来ました、庭園美術館!河村は「アール・デコって素っ気ないなぁ。」なんて言っていましたが、中に足を踏み入れるとキョロキョロ観察していたので、やっぱりここが好きなはず。

  勝手口の側の丸窓に奥野ビルの丸窓を思い出します。(奥野ビルの一番端、私達が入居しているお部屋にもあったはずですが、戦火に焼かれて今は壁に塗り込められています。)

 ラリックのガラスがはまった玄関ホール。一番端のガラスにはひびが。かつてここが首相官邸として使われていた折、吉田茂が割ってしまったのだとか。床のモザイクも素敵!

 玄関ホールのモザイクは色合いもシックで上品。これもアール・デコの好みの色合いだったのでしょうね。こういう造作のひとつひとつにドキドキしてしまいます。

 そして肝心のジュエリー展ですが、カメオを主体としたジュエリーコレクションはもちろんですが、フィレンツェから運ばれた肖像画の数々がとても興味深かったです。女性ながら強権を振るったカトリーナ・デ・メディチは信じられない程大量の大粒真珠をドレスに付けていましたし、昔読んだ塩野七海著の「愛の年代記」でお馴染みだった大公妃ビアンカ・カペッロの肖像画(こちらもご多分にもれずたっぷりと大粒真珠を身に着けていました。)を眺めては、まるで旧知の女性に再会したような気持ちになり、17歳でこの世を去ったマリア・デ・メディチの肖像画を見ては切ない気持ちになり…。また、フィレンツェで描かれたにもかかわらず、ベルギーのアントウェルペンの画家が徴用されている点にも興味が湧きました。

 特に感激したのが、このコレクションを「フィレンツェから持ち出さない、一般に公開すること」を条件にトスカーナ大公国に全て托したメディチ家最後の血族アンナ・マリア・ルイーザの肖像画。誇り高い女性だったと伝えられる彼女、1685年頃とされるその肖像画の衣装には誰が見ても分かるヴェネツィアンレースが。普段自分が同時代のヴェネツィアンを扱っていることもあり、「この時代、本当に使われていたんだ!」と、何だかしみじみ感動してしまいました。他の肖像画にも襟元に金の糸で作られたラフが。当時の肖像画を見るのが、その時代の服飾やジュエリーの着け方が分かって、一番勉強になりますね。

 という訳で、機会がございましたら、是非是非こちらへお出掛け下さいませ!今回の展示も、その展示場所である庭園美術館も、古い物がお好きな方には大満足だと思います。

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庭園美術館へ行かねば!

2016-05-09 | 展覧会

 今日、地方からお越しいただいたお客様と、「それにしても東京は何でも見られるわよね!」と展覧会のお話に花が咲きました。思えば名古屋にいた頃はなかなか興味のある展覧会に巡り会えないことと(忙しさにかまけて出掛けなかったということもありますが…。)、混んだ国内の美術展を避けていたこともあり、「美術館は買付けの折に海外で行きましょう!」と思っていました。ですが、東京に居る今、次々と開催される展覧会が目白押し。会場は相変わらず混んではいるものの、興味を惹く展覧会に出会う機会は多くなりました。

 そして、次に出掛ける予定にしているのはこちら、ルネサンスのジュエリーと当時の肖像画が集められた「メディチ家の至宝」展。通常だったらフィレンツェまで行かなければ見られないコレクションの数々があの庭園美術館で見られるなんて!(ルーペを持って出掛けるつもりです。)ルネサンスといえば400年以上も前。その当時のジュエリーが今も実在していて、(肖像画でどのように使われていたのかを確認しながら)間近で見ることが出来るのはとても楽しみです。こちらの会期は7月5日まで。また出掛けましたら報告しますね。(今回のドレスコードは「真珠」。模造品でも良いので、真珠を着けて行くと入場料が割引になるのも楽しいですね。)

 それから、「メディチ家の至宝」展と同じくらい楽しみにしているのがこちら、同じく庭園美術館で7月16日から始まる「こどもとファッション」展。実はこちらの展示、ただいま神戸のファション美術館で開催中。私達の扱っているテキスタイル系の展示ですし、子供のモードの展示は珍しいので、是非見たいと思っていたのですが、「神戸までは行けないわ。」と残念に思っていたのです。それが東京で見ることが出来るなんてとても嬉しい!これからの季節、目白押しです!

 

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PARISオートクチュール展

2016-05-04 | 展覧会

 

 お店からも遠くない三菱一号館美術館では、ただいま「PARIS オートクチュール 世界にひとつだけの服」展が開催しています。お客様の中には、こちらにいらっしゃった後でお店に寄って下さったり、お店に来られてからこちらへ向かわれる方も…。

 パリの衣装美術館パレ・ガルニエの収蔵品だけに皆様注目の展覧会です。実は、私は3年前にパリでこの展覧会を見たため、今回は足を運んでいませんが、パリのオテル・ド・ヴィル(市庁舎)で開催された展示(その時はスワロフスキーが後援したためか無料でした。)は、屋外へも長蛇の列で、パリのマダム達も皆垂涎の眼差しで数々のドレスを眺めていました。

 特にアール・デコのドレス、シャネルのイブニングドレス(確か1910年頃のドレスだったはず…。)などがとても記憶に残っています。こちらはパリで見た時の画像です。今回の展示の会期は今月22日まで。この時期、三菱一号館の裏のお庭のテラスでお茶を飲むのも素敵。私も、もう一度見に行こうかな。

 

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