愛のつるし一回転飛行機

けん玉姉のけん玉普及活動日記。
2008年秋、転移性乳がん患者となる。
病気のこと、日々の生活なども。

姉薬と母薬

2010年11月06日 | 認知症介護
姉に使われた薬の使用法がおかしいといわれ、自分もそれを言ってきましたが、先日、母を見てもらってる病院から母の様子が悪化したとの知らせがあり、また、薬のことでいろいろ起きてます。
 
  アリセプトというやつですが、確かに認知症を一定程度抑える効果を持つ薬なのですが、レビー小体型と言われる母のタイプの認知症では過剰に反応が起きやすく、無条件でいいとは言えません。
 
  抗癌剤とガンへの効果程、極端ではありませんが似たような問題があります。元々、原因に対処してる薬ではないために、長期間、使ってると副作用だけがでてきて、肝心の効果はなくなってしまいます。年を取れば当然、代謝率がおちて、溜まり過ぎになって、下痢になったり、それをとめようとして下痢止めで便秘などが起こると、さらにたまって悪化します。他に十分な効果の見込める薬もないので、ともかく、とりあえず量を半分に減らしてくれるようにたのみましたが聞いてくれるかどうか・・・
 
  例によって、厚生省のマニュアル通りだと今使ってる量でも少なすぎる処方という扱いになると聞いてます。
 
  他で聞いた話でも多すぎる処方で症状が悪化してトラブル続出のようなんですが、こんな状況なのにテレビでは新薬のおかげで治る患者が増えてよくなったとか言ってるんですね・・
 
  薬を減らす形での話にはならず、せいぜいが何とかもっと薬の組み合わせを増やしていく流れにばかりなる。それで効く人はいいんですが、これまた例によって合わない人が出るわけです。選択肢として、自由に量を加減できて、個々の人に合わせられないとどうにもなりません。ここの医者はたぶん前の老健のようなことはないと思うのですが、ただ、保険の点数の関係(病院のお金の問題)と厚生省などの圧力でどうなのか、なんかはっきりしないので今は様子見です。
 
  しかし、一方では完全になしにし、一方では使いすぎとなんとも厄介です。使わない場合には別の手法があればそれでも考えられるわけですが、単に投げてるんじゃ話にならなかったわけですし、今の病院は専門医がやってるので前はこれは任せていいかとも思ってたんですが、それでも元々の医療に利権に絡んだおかしなところがあるのでやっぱり問題が起きてしまう。
 
  やはり誰かに有利なように作られてるおかしな制度のなかでは専門医で安心などという世界はないんですね。癌の専門医で通常の薬や医療の90%は不要だと言ってる人もいるぐらいですから。(で、こういう人はガンの医療については有用だというんですよ・・まあ、これが専門家利権てもんでしょう)
 
  癌問題と同じく、認知症問題ももっと個人で良い対応法を考えていかないといけないんでしょう・・・


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