愛のつるし一回転飛行機

けん玉姉のけん玉普及活動日記。
2008年秋、転移性乳がん患者となる。
病気のこと、日々の生活なども。

行く手を阻まれ・・・【あやしい老健体験記 その6】

2010年02月05日 | 認知症介護
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言うことが次々変わり、ウソをつかれ、こちらをクレーマー扱いにし・・・まったく信用できない老健「X」へ、これ以上姑を預けておくわけには行かない。

姑もどんな目に遭わされるかわからない上に、入所期間が長くなるほど金銭的な負担もどれほど増えるか・・・

しかし、せっかく話をつけた転院先のK病院も勝手に断られてしまい、行く手を阻まれてしまった。

どうすればいいんだ!?

そこで、つてをたどって、介護に詳しい市議会議員を紹介してもらい、相談した。

この議員は、昨年のリレー・フォー・ライフの時にも姿を見た、元気な人だ。

電話で、老健「X」の名を出すと・・・開口一番、こう言われた。

「まあっ!!あなた、まさかあそこに入所させておられたなんて・・・!!」

「あそこは、もうとにかく問題の多いところで、広島市にも、たっくさんの苦情が寄せられているんですよ!! 以前、新聞記事になったこともあるくらいです。あそこの事務長さんていう方がとても難しい人だと聞いてますし、スタッフにもお姑さんのレビー小体型認知症に詳しい人はいません。あそこに入所させていても、お姑さんは決して良くなることはありませんよ。なるべく早く、受け皿となる病院か施設を探して、退所させることですよ」

やっぱりそうだったんだ・・・しかしよりによって最悪な施設に入れてしまったなんて、なんて運が悪いんだ・・・いつも悪いけど・・・

市議さんは、受け皿探しに協力してくださるとのこと。また、「X」でのこれまでの経過を広島市健康福祉局へも報告するよう助言されたので、メールと電話で全容を報告。


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広島市健康福祉局環境衛生課から連絡があり、これまでの経過についての報告を受け付けた旨と、これから「X」へ改善をするよう行政指導を行うことの可否を尋ねられたが、こちらはもう退所を申し出るつもりなので、今さら対応を改善されても意味がないし、逆恨みでさらに意地悪されるかも知れないと考えて、行政指導は退所後にして欲しいと伝えた。

次の入院先としては、再度K病院に依頼してみては、と市議さんや区の介護福祉課にも助言されたので、電話をかけ、以前応対してくれた職員と話した。

「まずとりあえず、事情があるのだからなるべく入院できるように、お願いしたいので、受診の予約をお願いします」

「今、病院がとても立てこんでいますので・・・受診自体いつになるかわかりません」

「緊急的な状況なので、早く見てもらうことはできませんか?」

「そちらの状況は緊急的とは認められません。今いる施設に満足できないとおっしゃってるだけですから」

「でも、とても困っているのです。それでは僕達がどうなっても知らん、と言うことなんですか?」

「(笑いながら)そうですね~」

何だか、態度が変わっている。この間はとても親切だったのに、何で手のひらを返したように拒否するんだ? しかも笑いながら!!

「行政にも相談して、そちらに対応を頼んだ方がいいと言われたからお願いしてるんですが・・・」

「それなら、行政の方から直接当病院に言ってもらったほうが話がスムーズかもしれませんね~」

そんな風に言われたので、佐伯区介護福祉課に電話で頼み、K病院へ連絡してもらった。

夕方回答があり、「K病院では、受診も入院も受け入れられないと断られました」とのこと。どうなっているんだ!?

(このときK病院の態度が急変したのは何故なのかは、知る術もなく、今も謎なのだが、「X」の事務長が私たちをクレーマーだと伝えたのではないかと私は思っている。K病院だって病床が空いて困っているわけでもなし、トラブルのありそうな患者家族をあえて受け入れたくはなかったのではないか? どちらにしてもそんな対応のK病院にも信用はおけない。)


(つづく)


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