ハワイ旅行記ブログ 行燈徒然日記

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2015年12月 ハワイ旅行記 その7  地上44階からの避難! 

2016年03月01日 | 2015年12月ハワイ旅行記
更新がだいぶ空いてしまいました。
公私ともに突然多忙となり、WEBの世界にナカナカお邪魔出来ずにおりました。
などと女々しい言い訳をかまし、久々の旅行記をアップ致します。

さて前回はイリカイホテルのシナモンズさんで、夕食をとったところで終わっておりました。

DFSまで無料のトロリーを利用してワイキキへ戻って参り、


クリスマスムード漂うカラカウア通りを、ノンビリ歩きながらとアコモへ帰ります。

誰に憚ることの無い独り旅、部屋に戻りちびちびやっておりました。


そんな寛ぎのひと時をに、突然邪魔が入りました。
なんと大音量の警報ブザーが部屋に鳴り響きました。突然の事で腰を降ろして
いたソファーから、私はそのまま30センチくらい飛び上がりました。
それは大昔TVで観た、某教祖の空中浮遊のような様でございます。人間驚
くと普段は出来ぬ事も可能になるとリアルに感じました。

ブザーの後は英語のアナウンスが入りました。日本語での補足が入るはずもない
ので耳をすませて必死に聴いておりますと、どうやらエレベーターを使わず急ぎ
避難せよと言っておるようです。時刻も時刻ですしトテモ訓練とは思えません。

さてエレベーターを使うなと云われても、我が部屋は最上階のペントハウスでございま
す。地上44階から階段で避難するなんて考えただけで気が遠くなります。

しかしモシ火事ならば、部屋で蒸し焼きでもなったらシャレになりません。
仕方なく財布をポケットに突っ込み、押っ取り刀で部屋を飛び出しますと
廊下にはお年を召した白人ご夫婦一組がおりました。
どうやら最上階はオーナールームが多く、ゲストは数組しか居らなかったよう
でした。
兎に角 ご老人2人と避難階段を降る事に致しました。避難階段は建物内部にあり
排煙装置のようなモノ見当たりません。もし煙が上がって来れば大変な事になります。
急いで降りようにもお年寄りと一緒なので、跳ねるように階段を降る訳にも行きません。
覚悟を決め周囲に気を配りながらご夫婦のペースで、伴に降る事に致しました。

ご夫婦はメインランドからバケーションで来て、数日滞在されておるそうで
景色の良い最上階の部屋を気に入っていたようですが、まさかソレが仇となるとは
思っておも無かったようです。
30階の標記を過ぎるあたりから、各階から避難する人々で渋滞となりナカナカ進む
事が出来なくなりました。
もしこんな状態で下から煙でも上がって来たら、逃げようがありません。
ドキドキしながら過ぎた20階、やっと行程の半分を過ぎました。
この当りになると避難する人たちの表情にも余裕が感じられ、談笑する声も聴こえて
参ります。しかし皆さんの話す言葉は半分も判らぬ私であります、でもなんと無く
大きな危機は去ったと感ずる事が出来ました。では何が原因で避難しているのか?
人々の瞳には?マークが浮かんでおりました。

余談ながら外国のホテルでの夜間避難経験は、実は2度目でした。
数十年前にアナハイムのホテルにて、深夜に火災による避難を経験しております。
その時は警報ブザーを目覚ましの誤作動と勘違いして、ベットから跳ね起き傍らの
アラームクロックを叩きまくった思い出がございます。(^O^
あの時の避難はせいぜい10階程度の行程でしたので、今回とは訳が違います。

時間を掛けてなんとか44階から降りきりました、長く感じましたが30分程度で
外の空気を吸う事が出来きました。言うまでも無く晩酌の酒はすっかり
覚めてしまい、アラワイ運河からの夜風が空しく感じられました。

警備の方の帰室許可が出るまでさらに数十分、ロビーや車寄せにゲストが溢れており
ました。その後三三五五、皆さん戻りはじめ人騒がせな避難騒ぎはひとまずお開きと
なりました。
 
さてそんな騒ぎの中、その時の放送を一部ですが録音致しましたので、部屋からの夜
景画像や避難後ロビーに溢れる人の様子等と伴にお聴きくださいませ。↓

2015年12月14日 Islandcolony


避難のドサクサの中、部屋に2度目に流れた放送の後半のみを録音致しました。
本来緊迫の状況での斯様な行い、言語道断・軽佻浮薄ではございますが、何卒お許し
頂きたく平にご容赦下さいますよう、お願い致します。

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6 コメント

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Unknown (マハロパパ)
2016-03-01 17:33:48
遠い異国の夜に、突然の警報ブザー!
さぞかし驚いたことと察します。
でなければ教祖様ばりの空中浮遊なぞできるとは思えません。
でも、もしかしたらあの教祖様も警報ブザーで悟りを開いたのかもしれません。行燈入道さんも目覚まし時計を使ってもうちょっと練習したら空中浮遊を再現できるかもしれませんよ(笑)
ところで、我が家のマンションでも過去に何度か警報ブザー事件がありまして、どうやら不在者の部屋の感知器の誤作動らしかったのですが、それはそれは大きなブザーが響き渡ります。しかも不在者の部屋には入ることが出来ないので、なかなかブザーが止まりません。ほぼ誤報と思われても、それでも万が一本当の火災だとすると大変ですので無視するわけにもいかず、なんともはた迷惑なブザー事件でした。
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Unknown (ハイチュウ)
2016-03-01 21:38:53
本来ならお部屋に戻られてゆったりとされている時間帯にさぞや驚かれたとお察しします。
しかも私などはそんな時は非常階段を使って下りればと安易に考えていたので
実際に経験されるとそれさえもままにならないと知り勉強になります。
今回は何事もなく本当によかったと思いますがまさかの時は想定外のことが起きるのですね
そんなことに出会わないことを願うばかりです。
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Unknown (ホノムボーイ)
2016-03-02 10:06:47
我が家はそんな体験をしたことがありませんが、もし
その場に居たらビビってしまいそうです。
2階や3ならいざしらず、44階とはあまりにも高すぎます。
飛び降りる訳にも行かず・・・・
めちゃめちゃ不安な時間だったことでしょう。
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マハロパパさんへ (行燈入道)
2016-03-03 06:56:37
>過去に何度か警報ブザー事件
おおっ!それは事件ですね、しかも不在部屋では
どうする事もできずお困りだったでしょう。
万一本当の火事ならば、もっと大変ですし全く迷惑
なお話です。我が社の系列部署があるビルでも似たよう
事があり、その時に100人超の生徒さんがレッスン中だった
ので、避難対応に苦労した事思い出しました。
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ハイチュウさんへ (行燈入道)
2016-03-03 07:00:47
ほんと想定外な事が起こると、
人間バカ行動に出るものです。
この時もスマホを持って出たのですが、
ポケットWIFIを忘れてしまいました。
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ホノムボーイさんへ (行燈入道)
2016-03-03 07:04:13
44階は応えました。冗談ではなく
パラシュートが欲しいくらいでした。
これも普段の行いの悪さがか?身から
出たサビかも知れません。
日ごろの行い良好のホノムボーイさん
には、まず起こらないアクシデントだと
思います。
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