ハワイ旅行記ブログ 行燈徒然日記

雑多に色々と・・・ 読んでもつまらんよ!

怪奇な話

2005年08月03日 | Weblog
夏らしい話をひとつ。
この前の日曜日の事なのだが、会社内のホールで
ドラムのイベントがあり、夜まで事務所にいた時の事
である。(2Fがホールで4Fに事務所がある)
8時近くのこと、インストラクターをやっている
女子社員と2人で事務所にいると、かすかな女の人の
声がした。なんとも気持ちの悪い話で、顔を見合わせて
首をひねっていると、また声が聞えた。
しかも今度は先程よりはっきり聞えてきたのだ。
なんとも鳥肌がたつ話だが、女性の声は3回聞え、
なんと言っているのかは解らないかった。
女子社員は気持ち悪がり早々に帰ってしまったが、
後に残された私はたまったものではない。
その後は声こそ聞えなかったが、
事務所内のあちこちから、「ぺちゃぺちゃ」と変な音がする。
あたかも何かが動き回っているようなのだ。

この話には後日談があり、昨日ある講師から電話が掛かって
来た。いきなり日曜日の話ですが・・どうも気になって
と言う切り出しで始まった話は、かなり怖いものであった。
それは、あの日ドラムのイベントが終わり事務所に報告に、
来た講師がドアを開けようとしても、ドアが開かなかったと
言う事から、始まった。もちろん私はその時に事務所におり、
ドアにはカギなど掛けていない。さらに私の携帯に何度も、連絡
をしたが出なかったと言うのである。私にしてみれば、記憶に
ない話で、携帯には着信履歴すら残っていない。
何かにより、隔離されていたとしか思えぬ話だ。
それから暫くして、ホールに戻った講師は消したはずの電気が
点いているので、不思議に思ったそうだ。
人気のないホールのグランドピアノの下から、私が出て来て
壁に向かって話していた、と言うのだ。
さらに壁に向かった私は、講師に1階の電気が消えているか、
見てくるように言ったのだそうだ。もちろん私は壁に向かって
話した記憶は全く無く、しかもそのような失礼な事はしない
と思う。まさに夏の夜の怪と言うに相応しい話であるが、
なんとも狐につままれたような、この話しは事実なのである。

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